A rice cooker in which a simple appearance and ease of use are realized by making it operable with a smartphone app. While loading extensive convenient functions on the app side, the product body is given necessary and sufficient elements to enhance ease of handling and ease of cleaning. This rice cooker was designed to be compact and noiseless so that it naturally fits into a kitchen space.

* Text may be generated using the automatic translation service DeepL.

Masayuki Sasage, Cooking Business Unit, Kitchen Appliances Business Division, Living Appliances and Solutions Company, Panasonic Corporation

Hiroyuki Tanaka, Design Center, Living Appliances and Solutions Company, Panasonic Corporation

2021/08/31

Open price

ライフスタイルが多様化している現在、​30~40代のデジタルネイティブ層は共働きなどで益々多忙な暮らしを送っている現状がある。​そのため、炊飯器のIoT化を図る事で時間に追われ手間のかかりやすい食体験のお困りごとを解決しようと考えた。​アプリと炊飯器本体との接続によって機能を取捨選択できるようにする事により、​詳細な設定やあると便利な機能等はアプリに集約して、機器側の操作は明快でわかりやすくした。おいしくお米を炊く為の基本性能には一切妥協することなく本体の構成をシンプル化、清掃性を向上させ​家事負担の軽減を実現した。

アプリと連携させる事で、自分好みの炊飯コースをカスタマイズできる、​外出中などでも炊き上がり時間を遠隔で変更する事でいつでも炊き立てのご飯が楽しめる等、​ひとりひとりによりそう体験価値を作り上あげる事を目指した。​洗う必要のある部品を減らし天面の凹凸を極力無くす事で、毎日のお手入れを楽にした。​また、いろいろな機能を有するゆえに煩雑になりがちだったインターフェイスを一から再考し、操作表示の文字が多くなり視線が迷いやすかったが、発光表現を主体とし、​その時々に必要なグラフィックのみを表示させユーザーが迷いなく直感的に操作できることを目指した。加飾をそぎ落とすと共にふっくら美味しいお米が炊けそうなカタチを追求する事で、​炊飯時は炊き上がりが楽しみになり、未使用時はキッチン空間に調和する、​いつでも豊かな食体験をお届けできるような佇まいを実現した。

5.5合炊きSR-UNX101：外形寸法（幅×奥行×高さ）25.0×32.1×20.1cm・質量5.0kg・炊飯容量1.0L（0.5～5.5合）・炊飯時1200W