受賞ギャラリー
2021
グッドデザイン賞
ポストユニット
機能門柱FS
受賞対象の詳細
人と街を繋げる大切な接点として住宅や街並みと調和し玄関前のお気に入りの鉢植えのようにさりげなく空間を演出する門柱。インターホンやサイン、ポストや照明までスッキリとまとめ上げ、自分らしさを表現するためにグリーンや小物を飾る日々の楽しみをプラス。小さな幸せを積み重ねて暮らしを豊かにするデザインを目指した。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
デザインのポイント
- 色やパーツ、オプションを自由に組合せ自分らしいスタイルの表現と、すっきりとしたデザインを両立
- 帰宅した時に一番初めにほっとする場所を作り出すための足元や表札を照らすあたたかなおかえりの明かり
- おうち時間を充実した時間に変えるために、メール便を受け取れるポストサイズと宅配ボックスの増設可能機構
プロデューサー
株式会社LIXIL LIXIL Housing Technology Japan エクステリア事業部
ディレクター
株式会社LIXIL LIXIL Housing Technology Japan エクステリア事業部/デザインセンター
デザイナー
株式会社LIXIL LIXIL Housing Technology Japan デザインセンター
詳細情報
発売
2021/02/28
価格
116,200円
販売地域
国内
背景
コロナの影響によりネット通販のさらなる拡大やフリマアプリの普及などメール便や郵便の数が増加。2018年にGood Design賞を受賞したスマート宅配ポストがご好評を頂く中、より多くの設置条件や場所に対応出来る非対面でのメール便や郵便の受取りに特化した門柱の商品化のご要望を多く頂戴した。コロナ禍でおうち時間を大切にするためにかつては外構と言われていた場所をインテリアのように暮らしを表現する場所として格上げしたい想いを基にデザイン。自分らしい暮らしを表現して頂くためにトレー・照明・色・サイン・ボードなどの細部までこだわったパーツをデザインし、ライフスタイルの変化によるリフォームにも対応出来る宅配ボックスの後付けも可能にした。人と街を繋げる大切な接点として抜け感のあるスッキリとしたデザインに仕上げる事で暮らしを表現する1つである植栽との相性が良く、日常の楽しみをより向上させる形状を追求した。
経緯とその成果
大切な人からの手紙や楽しみにしていた自分へのプレゼントなど、ボックスを開ける時のワクワク感を大切にしたい。 郵便物の受取りは一つのコミュニケーションであると考え、これまでの郵便物を入れる金属の「ハコ」という考えではなく、くらしの中のコミュニケーションツールとして住宅や植栽等との調和を意識しながら単体としての美しさも追求した。 暮らす人も、訪れる人も温かい気持ちになるレセプションユニットとしてあるべき姿を探求。日々触れる機会の多いモノだからこそ優しさを感じる手触りにこだわり、トレーとポストの形状や質感など細部に至るまでやわらかですっきりとした、人になじむデザインを目指した。 領域/境界を意識し、広がり感(自分らしさの表現と空間の拡張性)のある新たな空間価値を生み出すユニットとして相応しい佇まいをデザインした。
仕様
基本仕様(ポスト+表札+インターホン)、オプション(ガラスパネル仕様・ボードパネル仕様・トレー仕様・ボードパネル+トレー仕様・宅配ボックス仕様)、主要素材(アルミ・ステンレス)、カラーバリエーション(ブラック・ホワイト・ディープグレー・シャイングレー・木目4色)
どこで購入できるか、
どこで見られるか
株式会社LIXIL、又はLIXIL製品を扱う代理店・販売店、およびLIXILショールーム
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
橋田 規子安積 伸二俣 公一寳角 光伸
評価コメント
外構空間に馴染むためのフレーム構造を生かしたシステム展開性と、充実した素材・部品バリエーションを設定している。また、人の手に触れる箇所へのR形状などによる適切な配慮などでプロダクトとしての完成度を上げて、住宅本体の延長として外構空間部材を再考している。これらの点を評価しました。
