受賞ギャラリー
2010
グッドデザイン賞
地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ
<ブラビア>EX500シリーズ
受賞対象の詳細
EX500シリーズはソニーの液晶TVのベーシックモデルでありながら、ソニー独自の倍速液晶技術である「モーションフロー120Hz」や、YouTube?などのさまざまなネット動画を楽しめる「<ブラビア>ネットチャンネル」。部屋の視聴環境を感知して、画面の明るさや画質を自動調整する「おまかせ画質センサー」などのさまざまな機能を搭載することで、お客様にプラスワンの付加価値を提供することを実現したシリーズです。またシンプルな素材の組み合わせで構成されたデザインは、インテリアとの調和がとれた上質な佇まいを実現します。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
プロデューサー
ソニー株式会社 コンスーマー・プロフェッショナル&デバイスグループ ホームエンタテインメント事業本部
ディレクター
ソニー株式会社 クリエイティブセンター 松岡 文弥、菅野竜太
デザイナー
ソニー株式会社 クリエイティブセンター 大西 民恵
詳細情報
発売
1970-01-01
価格
オープンプライス
販売地域
国内
デザイナーの想い
EX500シリーズは倍速液晶による高画質をファミリー層を中心に手軽に楽しんでいただける液晶TVです。様々な空間でTV自体が主張することなく、画面に集中できる清閑な佇まいを実現するようプレーンでベーシックなTVを目指しました。通常よりもワンランク上の画質を持つため、光沢樹脂とアルミ部品とのコントラストでその上質感を演出しながら、重くなりがちな画面下部を軽快にもみせ、視聴空間を心地よく彩ります。
開発・企画について
応募対象が達成しようとした目標
ソニーの液晶TV「NX800」で実現したガラスを使用した一枚板のデザインコンセプトである「モノリシックデザイン」。そのコンセプトの延長線上に位置する「EX500」で目指したのは華美な装飾を排し、素材の持つ美しさを際立たせた、新しいベーシックなTVとなることです。樹脂の光沢材とアルミのオーナメント材のコントラストは、シンプルながらも力づよいデザインを実現しています。
使用者、社会等への取り組み
どのような使用者・利用者を想定したか
家族の集まるスペースにTVを設置して視聴を楽しんでくださるような層で、インターネットや店舗で製品をよく調査してから購入されるような、機能と価格のバランスを重視するユーザーを想定しています。
その使用者・利用者にどのような価値を実現したか
どのようなスペースでもTV自体が主張しすぎずユーザーは視聴コンテンツに集中できるようなシンプルでベーシックな佇まいを実現しています。120Hzの倍速液晶により、デジタルハイビジョンの魅力を大画面で手軽に堪能できる製品になっています。
社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点
-塗装レスで滑らかな光沢を実現した樹脂とアルミを外装部材とし、引っかけ構造を取り入れてネジを減らしたシンプルな組付けでリサイクル性を高めている -背面カバーに再生樹脂を使用 -スタンドをベース部とネック部に分けて梱包しカートンの縮小を実現して、輸送負荷の削減によるCO2の削減にも貢献 -画質センサー搭載で部屋の明暗によってTV光源を自動調節し、自然な色合いを表現しながら消費電力をおさえている
その問題点に対し、どのように対応したか
どこで購入できるか、
どこで見られるか
家電量販店、Sony Style(WEB)、ソニーストア銀座・大阪・名古屋、ソニービル etc.
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
朝倉 重徳吉良 康宏後藤 禎祐佐々木 千穂
評価コメント
テレビのメイン機能である画面をあくまでも中心に捉え、スタンドを含めた、それが以外の部分を癖の少ないシンプルな造形にしているところが評価できる。スタンダードモデルでコストの制約もある中で、樹脂部分の平面度や金属の質感など素材のクゥオリティーを高くしているところが良い。
