受賞ギャラリー
2020
グッドデザイン賞
アイデアコンテスト
文房具アイデアコンテスト
受賞対象の詳細
サンスター文具株式会社が、プロ・アマチュアを問わず広く一般の消費者に同社のPRと、創造する楽しさを体験してもらうことを目的として、文房具のアイデアを募集するコンテスト。毎年開催
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
デザインのポイント
- 最低限の様式でプロ・アマチュア、年齢を問わず誰もが応募可能。毎年4000件前後の応募がある
- 団体でとりまとめての応募も可能で、教育機関の美術・デザイン教育授業の課題としても活用されている。
- 受賞作品については、表彰の他、サンスター文具がモックアップを作り、イメージをより具体的に共有する。
プロデューサー
サンスター文具株式会社 代表取締役社長 小林大地
ディレクター
サンスター文具株式会社 常務取締役 奥山峯雄
デザイナー
バリューイノベーション株式会社 高畑正幸

詳細情報
1995年に第1回募集開始 翌6月1日発表・表彰。以降毎年冬期に募集。現在は5月最終日曜発表・表彰。
1995/05/31
販売地域
国内
背景
創業時からアイデアのある文房具を主力商品とするサンスター文具の創業者、小林三造が掲げた基本精神「企画とアイデアで挑戦し続ける」を忘れずに事業を継続していくために、創業者の命日を「挑戦の日」と制定し、それを記念する行事の一つとして、1995年よりアイデア募集を開始。以降、より広く一般の消費者に対し、アイデアを創造する楽しさ、コンテストにチャレンジする達成感を体験してもらえるよう工夫を続けている。
経緯とその成果
開始当初は取引先などへの告知にとどまるイベントであったが、現在はより広く参加を募る一般公募とし、参加の敷居を下げるために、応募資格に制限を設けず、必要な様式も最低限の個人情報のほかは、図と説明文のみで応募できる仕組みとすることで、5歳前後から80代まで幅広い年齢層から5000点近い応募があり、プロダクトを前提とするコンテストとしては、その多様性において破格のコンテストとなっている。 また、学校・クラス単位での応募にも積極的に対応し、近年は美術・デザイン教育の授業の課題として採用される事例も増えている。 応募されたアイデアをもとにモックアップを制作し、表彰と同時にモックアップを提示、イメージを共有することでより深いコミュニケーションを生み出している。受賞作品の商品化にも積極的に取り組んでおり、「ロクイチブング」というブランドを形成している
仕様
文房具に興味のある全ての人に応募資格がある。(15歳以下はジュニア部門、16歳以上は一般部門)応募は無料。応募方法は WEBフォーム 郵送 FAX から選択 受賞者には賞金、商品等が与えられ、WEBページ等で公開。一部の受賞作品については商品化される場合がある。
どこで購入できるか、
どこで見られるか
-
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
井上 裕太川上 典李子ナカムラ ケンタ山出 淳也山阪 佳彦
評価コメント
1995年に募集が開始され、25年目の今年も5000点近い応募が集まる。アイデアを対象とすることで5歳前後から80代まで幅広い年齢層が参加している点、また受賞作はモックアップを作成し応募者にプレゼントされるという文具メーカーならではの工夫がなされており、参加者はもちろんオーディエンスもアイデアが形になる体験を味わうことができる点が評価された。商品化の実績もあり、取り組みとして長く続くことを期待して受賞対象となった。
