GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [ビプロ]
事業主体名
山田木材株式会社
分類
戸建て住宅
受賞企業
山田木材株式会社 (北海道)
受賞番号
18G100857
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ビプロは人・自然・地域のサイクルから発想し北海道基準をベースとしたハウスプロダクト。寒暖の差が60℃という気候に適応しつつエネルギー効率に優れた人と自然に優しい住まいです。移りゆく四季や自然の恵みを五感で感じながら、生活の変化に順応できる間取り。木の特性を知り尽くした木材店が発想したインテリア。人口減少や国の住宅性能基準の底上げにより大手との格差の広がりが不安視される過疎地の建材店・工務店の救済。メリットとデメリットが混在する北海道だからこそ発想できた住まいです。全国規模の展示会では「人・自然・地域のサイクルから発想」という趣旨が感銘を与え、今、同じ問題を抱える地域で切望されています。

プロデューサー

山田木材株式会社 山田 茂

ディレクター

山田木材株式会社 首藤 宏行

デザイナー

山田木材株式会社 首藤 宏行

左:山田   右:首藤

詳細情報

http://bepro.design/

発売
2017年12月25日
価格

19,800,000円 (※表記は建物本体価格です。基礎補強工事・ガス引込工事・家具・カーテンは含まれておりません。)

販売地域

日本国内向け

設置場所

北海道恵庭市(モデルハウス公開中)

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

北海道基準のハウスプロダクト

背景

2020年に国の住宅性能基準の底上げが行われます。過疎化が深刻さを増す地方の建材店・工務店にとって大手の規格商品を導入するのはコスト的に難しいというのが現実で、今後、材料を供給する私たち木材店も先細りと共倒れの危機が予測されていました。人手不足・高齢化・地域格差問題への対策として、プレカット技術から施工管理に至るまですべての工程を明瞭化・規格化することで、施工に必要な人員の削減や工期短縮、品質の安定化を実現。設備・仕様・建材に高品質な素材を使用しながら、ハイコストパフォーマンスの住まいを実現しました。すでに、全国規模の展示会では「人・自然・地域のサイクルから発想」という趣旨が感銘を与え、今、同じ問題を抱える地域で切望されています。

デザイナーの想い

これからの消費者志向は倹約・節約が常識で物事を現実的に無理なく捉えていく世代とも言えます。部屋数の多さ・居室の広さ・豪華さという住まいはあまり重要視されなくなるでしょう。では、安心・安全・快適でさえあれば良いのでしょうか。それはそれで味気ないと思うのです。私の発想の根幹は、昔夏休みに遊びに行ったおじいちゃんの家です。光いっぱいの大きな庭には艶やかな果実や生き物たちが待っていて、縁側に面した書斎には古めかしくもかっこいい椅子と机、見たことのないたくさんの道具や本などが散乱していて、僕にとっては宝の山でした。モノの価値とは、合理性という無機質な物差しで測るものでなく、自分らしさを見出し育んでいくことです。だからこそ沢山の経験や体験をしてもらうための開放感と自由度の高い間取りや深まっていくインテリアをデザイン。思い出を重ね、自然を憂い、いつまでも大切に住み継がれる純朴な住まいを目指しました。

仕様

○面積:1F/ 52.99㎡ ○2F / 39.74㎡○TO / 92.73㎡(28.05坪)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

山田木材株式会社
BEPROオフィシャルサイト

審査委員の評価

規制強化のタイミングを見据えて、すでにさまざまな地方工務店が高断熱の外皮性能を実現しているが、本作はそれに加え、開放感をデザインに取りこんでいる。高断熱化自体は技術的に難しいことではないが、大きな開口部との両立を実現していることを評価した。その他、ライフスタイルの変化に対応する柔軟性や素材感を重視したデザインも、この建築の重要な取り組みである。

担当審査委員| 仲 俊治   小見 康夫   手塚 由比   栃澤 麻利  

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