受賞ギャラリー
2017
グッドデザイン賞
4K有機ELテレビ
レグザ X910シリーズ
受賞対象の詳細
4K有機ELパネルと自社開発の専用映像処理エンジンを採用し、高いピーク輝度と濃密な黒による高いコントラストでクリアな臨場感あふれる映像美を実現した、日本ブランドの先陣を切って投入したレグザ初の4K有機ELテレビです。4Kテレビの普及が加速する中、特に映画やライブ映像などの高いクオリティの映像を高画質で楽しみたいというお客様のニーズやプラズマテレビからの買い替えで、自発光デバイスのテレビを要望されるお客様に向け開発されました。また、高画質映像に没入できるよう、正面から見えないよう配置された新開発オーディオシステム、画面を最適な高さに保持しつつ前面には一切でっぱりのない薄型スタンドを採用しました。
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プロデューサー
東芝映像ソリューション株式会社 村沢圧司
ディレクター
株式会社東芝 デザインセンター 倉増裕
デザイナー
株式会社東芝 デザインセンター 本田達也
詳細情報
発売
2017/03/07
価格
オープンプライス
販売地域
国内
背景
バックライトで明るい画像をつくる液晶テレビに対し、有機ELテレビは、黒の圧倒的な黒さや高いコントラスト比による滑らかな陰影・クリアな色彩表現を得意としています。その特性から、照度を落としたリビングやシアタールームで、映画やライブ映像などのハイクオリティー映像をゆったり楽しむような使い方を想定しています。ラウンジのソファーでリラックスしながら映像を堪能する、そのような雰囲気に相応しいディスプレーとしてデザインしました。ソファーなど低い着座位置からやや下に見下ろした時、その映像のクオリティーが最大限引き出されるように考慮されています。
経緯とその成果
映像美を最大限楽しむための最小限の構成
デザイナーの想い
「美味しいものをより美味しく食べていただきたい」という料理人のはからいのように、至高の映像美を上質な器ににのせて届ける、そんな思いでデザインしました。映像を邪魔せず引き立てながら、映像美に釣り合う価値と上質な佇まいの表現を目指しました。映像美を最大限引き出すため、適度な角度と高さに画面を保持し、視聴のノイズとなる前方への突出をなくし、無垢のアルミ素材のシンプルなバー形状で、控えめでありながら価値を感じさせる最小限のしつらえで表現しました。
仕様
■65V型X910 外形寸法:幅145.1cm×高さ85.1cm×奥行き(スタンド含む/本体のみ)19.0cm/5.8cm 質量(スタンド含む/本体のみ):42.5kg/22.1kg ■55V型X910 外形寸法:幅122.9cm×高さ72.8cm×奥行き(スタンド含む/本体のみ)17.0cm/5.8cm 質量(スタンド含む/本体のみ):24.9kg/16.4kg
どこで購入できるか、
どこで見られるか
大手電機量販店、東芝ストア、東芝ダイレクト(オンラインショッピングサイト)
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
緒方 壽人片岡 哲手槌 りか林 信行Byung-wook Chin
評価コメント
薄く小さな無垢のアルミのバーの台座上に65インチ6.5mm厚の大画面が浮かぶようにして乗るシンプルながら特徴的なデザイン。4K有機ELの魅力を存分に活かせるように画面以外の要素を徹底して削ぎ落とし新開発のスピーカーもディスプレイの底面に隠している。その上で画面の角度や台座の薄さといった製品形状のヒントからユーザーがこの製品の映像価値を最大限に引き出せる設置をするように自然な誘導している。
