受賞ギャラリー
2011
グッドデザイン賞
キッチン用スクレーパー
KOKKi シリコーンキッチン用スクレーパー
受賞対象の詳細
シリコーンゴム製のキッチン用スクレイパー。洗う前の食器の汚れ落としや、シンクの水切りに使うもので、洗う水量の節約になり水を汚す量も軽減。先端のエッジで水や汚れをしっかりかき取る。柔らかいシリコーン素材だから、食器やシンク等の曲面にも柔軟に対応し デリケートな樹脂面等も傷つけない。凹凸の少ない滑らかな形状のため、汚れにくく洗いやすく、メンテナンスが楽。シリコーンは耐熱性に優れており、調理後の鍋も安心して作業できる。また、食器と一緒にそのまま食洗機で洗うことも可能(耐熱温度:-40?230℃)。使わないときは、付属のフックに引っかけて収納でき、乾燥しやすく衛生的。
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プロデューサー
山崎産業株式会社 開発企画本部 本部長 中村和夫
ディレクター
カナエデザインラボ 代表 塚本カナエ
デザイナー
カナエデザインラボ 代表 塚本カナエ 山崎産業株式会社 中井吾郎
発売
1970-01-01
価格
800円
販売地域
国内
デザイナーの想い
製品のシリーズ名である「KOKKi」はフィンランド語で「調理する」もしくは「コックさん」を意味します。今回シリーズ全体を通して、清涼感があり温かみもある機能的な北欧のイメージでデザインしました。生活者に自分の購入、使用する一つひとつの道具について、世代を超えて使われる北欧のお皿や調理器具のように、愛着を持って長く使用して頂ければという願いを込めたブランドです。
開発・企画について
サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
生活者に一つの道具として長く使用してもらい 地球資源の無駄な消費を少しでも減らせればと考え、耐熱性、耐寒性や耐候性にも優れ、経年劣化が少ない素材であるシリコーンを使用する 製品シリーズの開発に取り組んだ。
使用者、社会等への取り組み
「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
柔らかく人をキズつけない素材、また食品や医療器具等にも使用される安全な素材である シリコーンゴムを使い、その柔軟性や耐熱・難燃性、または人体への安全性を活かした 製品をつくることで生活者により一層の安全と安心を提供。
「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
柔軟性、耐熱性、撥水性や安全性等、シリコーンゴム素材の特長を 製品として活用し、今までのキッチン用品にはないサービスの創出で 生活の中の新しい価値を提供。このアイテムについては特に、食器やシンク等の曲面にも柔軟に対応し、デリケートな樹脂面等も傷つけない。また調理後すぐの鍋でも安心して作業でき、食器と一緒にそのまま食洗機で洗うことも可能。
「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
企業として、今までに経験のない素材である、シリコーンゴムを使用した製品の開発を行い、シリーズとして製品化することで、新たな産業分野に参加・貢献。
「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
耐熱性、耐寒性や耐候性にも優れ、経年劣化が少ない素材であるシリコーンを利用した製品として 生活者に一つの道具として長く使用してもらい、地球資源の無駄な消費を抑制。
どこで購入できるか、
どこで見られるか
株式会社ロフト及び株式会社東急ハンズ
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
朝倉 重徳安積 朋子田子 學蓮見 孝
評価コメント
汚れに強く汚れを落としやすいというシリコンの特性をうまく利用した水切り。必然的な非対称形態が生み出す個性的な可愛らしいかたちが、水仕事環境を彩ってくれる。
