受賞ギャラリー
2008
グッドデザイン賞
車両用カメラシステム
アラウンドビューモニター
受賞対象の詳細
車両に搭載した4つのカメラ映像を元に、上空から自分の車を見下ろしたように変換した映像を車載モニターに表示する世界初の画期的なシステム。これにより縦列駐車などの難しい駐車シーンにおいても、障害物との位置関係やコース取りのリアルタイムでの把握が容易になり、誰でも安心して駐車することを可能にする。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
デザイナー
日産自動車株式会社 技術開発本部 IT&ITS開発部 ITS先行開発グループ 川添寛、金岡晃廣、菅原大輔、大谷荘太郎

日産自動車 ITS先行・製品開発グループ 金岡晃廣
詳細情報
発売
2007/10/24
価格
97,650円
販売地域
国内・海外共通仕様
デザイナーの想い
本応募対象となるシステムでは、特に世界初となる車両の上から見下ろしたようなトップビュー映像の新規性が高く、それを市販化にしたのみでなく、従来より定評のあったリアビュー、サイドビューとフロントビューとの組み合わせにおいて、「見やすい」「わかりやすい」「使いやすい」を実現させ、新規性のみならず、お客様に真に受け入れてもらえるようなシステムを開発できたと考えます。
開発・企画について
応募対象が達成しようとした目標
従来の車載用カメラシステムにおいて、次の未解決ニーズがあった。1)車両周囲の気になる複数の死角を“同時に”確認したい 2)前後左右の方向感覚を把握したい、真っ直ぐ駐車したい 3)駐車可能か判断したい 4)縦列駐車の難しいコース取りを容易に理解できるようにしたい これらのニーズを満たすことを目標にした。
使用者、社会等への取り組み
どのような使用者・利用者を想定したか
・駐車の苦手な人 ・車両感覚がつかみ難い人 ・大きな車両など、車両感覚がつかみ難い車両を運転する人
その使用者・利用者にどのような価値を実現したか
狭い駐車上での車庫入れや、縦列駐車などの難しい駐車シーンにおいても、障害物との位置関係の把握が容易になり、誰でも安心して駐車することを可能にした
社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点
<社会・文化>車両周囲の視界が広がり死角が減少することにより安心して運転ができる <地球環境>カメラおよびカメラコントローラーのユニットは鉛フリー半田を使用した
その問題点に対し、どのように対応したか
<社会・文化>車両周囲に死角が存在する <地球環境>電子機器に使用している半田には、地球環境に対して有害となる鉛が含まれる
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
中谷 日出タナカノリユキ福冨 忠和宮崎 光弘
評価コメント
高度で先進的な技術とその表現は完成度が高く、新たな可能性を切り開くものとなった。
