GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2021

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
知育玩具 [積みグラム]
事業主体名
株式会社エヌアンドエヌ
分類
玩具
受賞企業
株式会社エヌアンドエヌ (東京都)
世界株式会社 (東京都)
CANOPUS (東京都)
受賞番号
21G030175
受賞概要
2021年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

遊びの役割である、身体能力の育成を発展させ、“繊細な身体感覚を育む”というアイデアを元に制作しました。 「積みグラム」は、重さの異なるブロックを使い、自分の手の感覚を頼りにしながら指定された重さでモチーフを 組み立てていく、新しい積み木の知育玩具です。遊びを通じて、身体にグラムのという重さの単位が身についていきます。

デザインのポイント
1.実際に手に持たなければ体験できない、身体感覚をデザインした点。
2.東京都大田区の金属加工技術により0.01グラムの精密さを実現している点。
3.同じ形状でも重さの違いがあることで、積み木の新しい遊び方を提案した点。
プロデューサー

米竹真央+小松健太郎

ディレクター

平瀬謙太朗

デザイナー

平瀬謙太朗+小松健太郎

発売予定
2022年9月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

スマートフォンやゲームなどの子供の遊び方の変化と、コロナ下において広がるオンライン、バーチャル体験の広がりの一方で、身体性を伴った体験は減少傾向にあります。そのため、遊びを通じて、繊細な身体感覚を養う機会を生み出したいと考えました。また、この玩具を通じて、日本のものづくりに求められる精密な身体感覚の入り口を作り、未来のものづくり産業の 架け橋としての願いを込めて制作しました。

経緯とその成果

積み木の設計においては、手に取った時に見た目の重さを裏切る重量 や、比較した際に、感覚を研ぎ澄ます必要がある重量など、積み木ごとの重さのバランスを工夫しました。 また、慎重に重さの異なるブロックを吟味する楽しさが付加され、形をつくるだけない新しい遊び方が生まれました。またこれらの遊びを通じて、眠っていた能力を呼び覚ますように5g-10gの違いがわかる感覚が身につきます。

仕様

立方体:35×35×35mm  材質:なら材+鉄+真鍮

審査委員の評価

人は経験的にそのマテリアルや大きさからモノの重さを無意識に感じ取れるものだが、この積み木を手にすると、その感覚が覆される。今まで頼っていた視覚情報を一旦捨て、指先から得られる感覚から「重さ」を捉えることになる。今まで知らなかった新しい身体感覚や潜在能力に出会えるような知育玩具としての可能性を提示した点が評価でき、スマートフォンやゲームが遊びの主流に変わった現代ではその価値が一際引き立つ。高い金属加工技術により0.01グラムの精密さを実現しているクオリティーも素晴らしい。

担当審査委員| 佐々木 千穂   色部 義昭   倉本 仁   橋倉 誠  

ページトップへ