GOOD DESIGN AWARD

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2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
まちづくり [SAKUMACHI商店街]
事業主体名
名古屋鉄道株式会社
分類
商業のための建築・空間・インテリア
受賞企業
エイトデザイン株式会社 (愛知県)
受賞番号
20G161037
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「あたらしいまちの景色を、高架下から」をコンセプトに名鉄瀬戸線「清水」〜「尼ケ坂」駅間をつなぐ商業施設です。地域住民と訪れる人々との多様な交流を創出し地域の活性化を目指しました。高架下にあたらしいまちの活気が生まれることをイメージし、周辺環境との一体感と、公園やベンチを設け地域の交流の場を意識したデザインとしました。

デザインのポイント
1.既存のまちなみと調和するよう、住宅サイズのシンプルな家型とし、親しみやすい施設としました。
2.商店とまちが一体空間になるよう、周辺環境に向け大きな開口を設け、開放的な商店街としました。
3.彩り豊かになることでにぎわいが生まれるよう、複数色の外壁を用い、明るく安心感のある高架下としました。
プロデューサー

名古屋鉄道株式会社

ディレクター

エイトデザイン株式会社+名鉄環境造園株式会社

デザイナー

エイトデザイン株式会社

詳細情報

https://sakumachi-syoutengai.jp/

利用開始
2020年3月27日
設置場所

名鉄瀬戸線「清水」〜「尼ケ坂」駅間(名古屋市北区大杉1・清水2)

受賞対象の詳細

背景

多くの鉄道の高架下は駐車場や倉庫など保管場所としての利用が主で、経済的にも地域貢献という意味でも有効ではありませんでした。SAKUMACHI商店街の敷地も以前は駐車場であり、周辺が沿道に桜並木がつづく魅力的な住宅街であるため名古屋鉄道が活用を検討していました。地域資源を活かしつつ、高架下の有効活用と駅および街の価値向上の取り組みとして、名古屋の中心地「栄」を発着とする名鉄瀬戸線の「清水」~「尼ヶ坂」駅間の高架下約550mを再開発し、商店街を整備しました。その新しく誕生した商店街は、商品の売買という一方向の交流ではなく、地域活性化と薄れゆく地域コミュニティーの創出を目指し、地域住民や駅利用者など多様な交流を促すため周辺環境と一体化した「まちづくり」として計画しました。

経緯とその成果

「えき」「ひと」「まち」のつながりをデザインするため、まちなみに溶け込むよう周辺の建物と同じサイズの勾配屋根が連続するリズム感のある小さな建築群をつなぎ、ひとつひとつの建築を木造でつくり木肌が視線に映りやすくなるよう構造を工夫しました。そして、所々に公園や空き地、ベンチや遊具など人々のアクティビティが生まれる余白を配置しました。商店街の沿道には桜並木が続き、明るく賑わいの溢れるまちの交流拠点でありたいという想いを込めて 「花咲くまちの商店街」から「SAKUMACHI 商店街」と命名しました。開業後、高架下が明るく安心感のある街道に生まれ変わり、木のぬくもりにより親しみやすく多様な交流が生まれる公共空間となり、公園やベンチなどで人々が集い会話するシーンをよく見るようになり地域のふれあいの場となっています。

仕様

・構成:店舗/18区画、認定保育園/1区画、公園 ・面積:敷地面積/3420.7㎡、床面積/1842.42㎡

どこで購入できるか、
どこで見られるか

名鉄瀬戸線「清水」〜「尼ケ坂」駅間 SAKUMACHI商店街(名古屋市北区大杉1・清水2)
SAKUMACHI商店街
エイトデザイン
エイトサロン

審査委員の評価

桜並木の街並みを活かした、高架下の開発。周囲の住宅街に配慮した片流れの屋根で色も多様な住宅スケールの店舗が立ち並ぶ姿は高架下というよりも住宅街の路地のような風景となっている。生活に関わる店舗が並び、日常的に人が行き交う場所となっている。開発者が完成後もプレーヤーとして関わり続けるなど、場所の持続的な運用をきちんと考えられている点も評価された。

担当審査委員| 原田 真宏   遠山 正道   永山 祐子   吉田 愛  

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