GOOD DESIGN AWARD

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2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
観光資源を活かした地域と文化づくり [彼岸花の結婚式]
事業主体名
株式会社カネマタ
分類
地域・コミュニティづくり
受賞企業
株式会社カネマタ (愛知県)
受賞番号
18G161274
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

地域のイメージを良くしたいという声から生まれ、結婚する本人たちや運営に関わる人、見た人につながりを感じることができる結婚式です。彼岸花が300万本咲く、川沿いある神社で神前結婚式を誰でも見れる形で行います。その後、見学の方々へお礼の意味も込めて、地域名産のオリジナルの餅巻きをします。そして、人力車に乗って更に多くの人に幸せを感じていただけるように、花嫁行列として親族や見学者の方々と歩きます。現在では10年間継続して行われ、観光だけのイベント的結婚式が発展して、ここで結婚式を挙げたい、見に行きたいという2つの面の「憧れ」が産まれ、地域と結婚に対するイメージアップとなる変革をもたらしています。

プロデューサー

株式会社カネマタ 代表取締役 鈴木雅貴

ディレクター

株式会社カネマタ 代表取締役 鈴木雅貴

デザイナー

株式会社カネマタ 代表取締役 鈴木雅貴

地域情報誌にて、ブライダルプロデユーサーとして記事も掲載

詳細情報

http://kanemata.com/bridal/

発売
2008年9月25日
販売地域

日本国内向け

設置場所

愛知県半田市矢勝川沿い

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

人と人、人と地域、地域と幸せがつながる結婚式

背景

この地域は童話作家新美南吉の出身地であり、記念館もあります。彼の作品の中で彼岸花が赤い絨毯のように咲く景色というのが描かれた文があり、それを取り戻そうと10年以上も前から地域の人達がボランティアで植え始めて、今では300万本までになりました。しかし、10年前は彼岸花のイメージが良くなく、地域の人たちも増え始めた観光客の更なる集客に悩んでいました。そこで、観光資源を活かした本当の結婚式を挙げて、イメージアップを図っていったらどうかというがきっかけです。当初はこの地域の彼岸花のイメージアップをデザインしているだけでしたが、近年はそこに住む人を運営などに巻き込むことによって、この地域と人全体を一つの結婚式としてつながりから生まれる幸せを自然と感じられることが重要だとコンセプトに置いています。

デザイナーの想い

結婚式を単にあげるだけでなく、新郎新婦と見学の人たち、その人たちと地域がそれぞれつながり合えることを目指しました。結婚式本来は自分たちだけのためでなく、家族同士やそこに関わる地域の人たちからの祝福もうけると同時に回りを幸せな気分にするものです。だからこそ、結婚式を挙げる人たちにはこの結婚式の趣旨を説明し、賛同を得た上で結婚式を挙げてもらっています。その趣旨とは、この光景を作ってくれている人がボランティアでいること。ただ昔の光景をとりもどすだけでなく、結婚して、さらにその先の世代の人たちにうけついていきたいという人や地域のおもいなどが伝わるように運営しています。更に、この結婚式が将来へとつながるようにシステム化していることです。運営に、巫女役の学生、人力車役の行政職員、毎年挨拶にくる地元の市長など官民一体となって、運営することでこの結婚式への意識醸成を図り続けられるようにデザインしています。

仕様

地域の人が昔の良き景観を取り戻そうと、約200万本の彼岸花を1kmの川沿いに沿って植えられた場所がる。そこで、この地域のイメージアップと地域活性化を目的に本当の結婚式を挙げて、花嫁は人力車に乗り、参列者や観光客と共にその1kmの川沿いを花嫁行列する。誰でも応募できるが、花の開花時期も短いため、年1組限定で、自分たちの結婚式を行うことで、多くの人々にこの地域の魅力を発信している。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

カネマタ衣裳店
ロケーションウエディング
彼岸花の結婚式関係者インタビュー
彼岸花の結婚式ショートムービー

審査委員の評価

まず、300万本咲く彼岸花の中を、花嫁行列が進む様子が美しい。10年間行われている継続性と、街の他の場所でも結婚式場としての活用を始めるなど、「結婚式の街」としての広がりも見せている発展性も評価した。

担当審査委員| 岩佐 十良   伊藤 香織   太刀川 英輔   並河 進   服部 滋樹  

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