GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
展覧会 [東京造形大学 山手線グラフィック展]
事業主体名
東京造形大学 デザイン学科 グラフィックデザイン専攻領域
分類
教育・推進・支援手法
受賞企業
東京造形大学 (東京都)
受賞番号
18G161223
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

学生の意識向上のため、作品を社会に広く観てもらうための仕組みとして、山手線の車両1編成をギャラリーに見立てて展示を行いました。作品の共通テーマは「TOKYO」。山手線を利用する一般乗降客、つまり普段ギャラリーなどに足を運ばない層も含めた多くの人々に作品を鑑賞してもらい、作品を制作した学生も「デザインが社会に触れる意義」が体感できる展覧会が生まれました。運行初日は車内を貸し切り、高校生を対象にしたギャラリーツアーを行いました。

プロデューサー

東京造形大学 デザイン学科 グラフィックデザイン専攻領域 専任教員

ディレクター

東京造形大学 デザイン学科 グラフィックデザイン専攻領域 専任教員

デザイナー

東京造形大学 デザイン学科 グラフィックデザイン専攻領域

東京造形大学ロゴ

詳細情報

http://www.zokei.ac.jp/news/2018/7994/

展覧会開始日
2018年2月16日
販売地域

日本国内向け

設置場所

JR東日本 山手線E231系 ADトレイン

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

社会に出ることで輝く、学生デザインの価値。

背景

ネット上を流れる様々なメディアの登場と台頭で、従来の広告メディアや紙メディアが危機的状況を迎えています。グラフィックデザインは印刷物(紙)のデザインに端を発し、今では様々な媒体、場面に適合し、柔軟に展開するようになりました。そんなグラフィックデザインの起点と可能性を俯瞰した上で、それらを重層的に展開できる車両広告というメディアを使い、改めてグラフィックデザインの持つ力や存在意義を、送り手、受け手共に共有するという目的がありました。また、社会との連携によって育まれる、今後の大学教育のあり方の一つを、実例として残すことを企図しました。

デザイナーの想い

乗客にとって広告コピーが一切排除された空間は不思議な風景だったようで、多くのコメントや感想がSNSで寄せられました。そのほとんどが本展覧会に対して好意的なものでした。これを通じて、近くにあって気づかなかった学生のつくりだすデザインの価値を学生自身、教員ともに改めて発見し発掘することができました。今後のデザイン教育における社会との接合の意義を再認識するとともに、さらに様々な場所で新しい試みを続けていきたいと考えています。

仕様

山手線の乗降客をターゲットとした、在学生や助手によるグラフィック作品の展覧会。 山手線11車両1編成の広告枠を使用し、13日間開催した。 全車両の車体広告、車内吊り、窓上、ドア横、トレインチャンネルを使用。

審査委員の評価

インパクトのある作品。普段、学舎や美術館を借り切って行われる展覧会が外へと飛び出し、展示される状況は社会を目前にした学生達にとってもモチベーションが上がっただろう。乗車すると広告として降ってくる「情報」に半信半疑で目をそらす。そんな日常の状況に学生達の凜々たる創造性に触れる事。ハッとする乗車時間だっただろうと想像する。何か日常の違和感に見事な解答としての展覧会は東京造形大学からのメッセージとして、社会への挑戦をみた。

担当審査委員| 岩佐 十良   伊藤 香織   太刀川 英輔   並河 進   服部 滋樹  

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