GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [URBANE SERIES FRAMES]
事業主体名
株式会社ウルテック
分類
商品化・工業化住宅
受賞企業
河野有悟建築計画室 (東京都)
株式会社ウルテック (埼玉県)
受賞番号
18G100859
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

新たな供給方式と生活空間を構築する半完成住宅(アーベインシリーズ FRAMES)。画一的な建売では応えられないニーズがある一方、フルオーダーでは期間とコストが障害となる事も多く、双方の問題解決を計った。木造立体フレームに、住宅設備、階段だけを実装し行政手続を経て建築する。購入者はそのままでも住むことも出来て、いつでも自在に壁や床、内装を加え生活スタイルを反映出来る。立体フレームによりスキップフロアや吹抜、中間層のロフトなど3次限的に広がるインフィルが計画可能で、また、矩形の外皮に対し内側に3つのコートを設け、プライバシーを保ちつつ採光を確保し、改変自由度も高めた都市住宅の新たな選択肢となる。

ディレクター

河野有悟建築計画室 河野有悟

デザイナー

河野有悟建築計画室 河野有悟

河野 ポートレート

発売予定
2017年6月
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都世田谷区

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

社会のFRAMEを投影し、新たな供給方式と生活を包込む場としてのFRAMEを構築した半完成都市型住宅

背景

一般的な住宅の取得スタイルには建売住宅、フルオーダーの注文住宅、スケルトンインフィル方式などがあるが、建売住宅では画一的であきたらない、一方で、土地と建物を別々に購入し、建築はフルオーダーとなると、期間もコストも多くかかる。スケルトンインフィル方式の多くは建築工事前に購入者を募る必要がある。こうした問題を払拭しつつ、立地や住む人によってひとつひとつ異なることの方が自然であるこの本来の住まいの在り方に応えることを目指して、企画と開発を行った。

デザイナーの想い

株式会社ウルテックのアーベインシリーズに新たな選択肢(FRAMES)を加えることが出来た。社会の“FRAME”を投影し、新たな供給の仕組みとしての“FRAME”を発想し、生活の多様性を包込む器として“FRAME”を構築した。住宅や建築のデザインや作られ方も、住まい手の生活スタイルも、その供給方法や社会、経済の仕組みや法制度との関係から定められることが多くあると思う。そうした社会背景を投影しながら、供給方法から発想を展開することで、住まいや街の成り立ちやデザインの可能性を広げられるのではないか。今回の計画はそうしたプロセスから生まれた一つの住宅建築でもあり、同時に供給方法のデザインでもある。そして、常に現代性を受けとめた建築活動を継続するための大切な姿勢“FRAME”ではないかと思う。

仕様

木造/2階建て/建築面積:52.74㎡/延床面積:96.56㎡

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社ウルテック
株式会社ウルテック
河野有悟建築計画室

審査委員の評価

施工者と建築家が協働して開発したことが重要である。供給側からのデザイン提案はともすれば過剰なものになりがちであるが、本作品は半完成住宅というコンセプトにより、住まい手の自由度を確保するための簡素なデザインに至ったことが興味深い。内部の自由度の一方で、外部との関係性にどの程度の自由度があるだろうか。行政手続きの面からも難易度が高いと思われるが、今後の展開も含めて期待したい。

担当審査委員| 仲 俊治   小見 康夫   手塚 由比   栃澤 麻利  

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