GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [3つの内倉と8つの屋根]
事業主体名
末永峰之
分類
戸建て住宅
受賞企業
カキノミファームアーキテクツ (東京都)
受賞番号
18G100839
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

敷地のある東深川、仙崎地域は、砂嘴(さし)と呼ばれる平坦な地形で、北西には深川湾、北東には仙崎湾があります。 自然豊かなこの敷地に、3つの内倉と8つの屋根を設けました。3つの内倉(クローゼット、パントリー、 エントランスクローク)を中心に、関連する振る舞いを行う場所をまわりに配置して、回遊性のある動線計画とすることで、住む人の生活に流れやリズムを生みます。また、8つの屋根をずらしながら 段々に掛け、屋根と屋根の間に隙間をつくることで、様々な光や風を室内に取り込むことを可能にしました。3つの内倉と8つの屋根が日々の生活に彩りを与え、暮らしを愉しむことができる住まいを目指しました。

プロデューサー

末永峰之

デザイナー

カキノミファームアーキテクツ 柿澤高子、下門英治

詳細情報

http://www.kakinomifarm-a.com

利用開始
2017年6月
販売地域

日本国内向け

設置場所

山口県長門市

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「3つの内倉」を中心とした回遊型プランと、段々にかかる「8つの屋根」がつくる、豊かな生活のリズム

背景

「収納を起点にスムーズに家事を行いたい」という施主の要望から着想を得て、3つの内倉を中心に、それぞれの内倉に関連する振る舞いを行う場所を、生活の流れの中で回遊できる様に配置しました。 例えばクローゼットのまわりには、洗面所、主寝室(寝室)、家事スペース、テラス2、リビング・ダイニングなどの部屋を配置。それぞれの部屋は、 脱ぐ、洗濯、たたむ、仕舞う、着るという振る舞いによって円形状に繋がっています。 また、リビング・ダイニングのような大きい空間に柱を落とさないことと、大きな平屋の問題である中心の暗さを同時に解決する為、適当に分割した屋根をずらしながら段々に掛けています。

デザイナーの想い

敷地は砂嘴(砂州)という地形で 極めて平坦な土地です。 周辺は海が近く、畑が点在し、家々は敷地に対してゆとりを持って建っています。そのような環境の持つ広がりを活かすよう 、環境に呼応する快適な空間を目指しました。回遊性のある平面計画と周辺の山や空を望むことができる隙間のできた屋根により、平屋ならではの平面的な広がりや繋がりと、敷地がもつ環境の豊かさを感じることができる、気持ちの良い住まいになったのではないかと思います。

仕様

敷地面積:290.03㎡ 建築面積:161.41㎡ 延床面積:165.04㎡ 構造:木造  階数:平屋

どこで購入できるか、
どこで見られるか

山口県長門市
Kakinomifarm architects ホームページ

審査委員の評価

コアのように配された、内倉と称する3つの収納空間(エントランスクローク、クローゼット、パントリー)を集成材の井桁で組み、それらを手掛かりに、天井高の異なる空間の連続による回遊性のある間取りを、柱を一切見せることなく実現しているところが斬新で評価できる。幅の細い梁を短い等間隔で並べて表しとすることで、ルーバー天井のように見せているところも効果的である。

担当審査委員| 仲 俊治   小見 康夫   手塚 由比   栃澤 麻利  

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