GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
O house [O house]
事業主体名
落合寿年
分類
戸建て住宅
受賞企業
TDLアーキテクツ (東京都)
受賞番号
18G100837
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

この建築はこれから老後を迎える夫婦と、別所にアトリエを構え陶芸や彫金の作家として活動する息子のための住宅である。築40年の木造住宅建替えとなる本計画で、今後数十年使われることになるかもしれない建築を作るにあたって「新しい家族が増えるかもしれないし、将来一人で使うことになるかもしれない」「住宅が寝食をする場としてだけでなく、ギャラリーやワークショップにも使われるような場になるかもしれない」、そのような不確かな未来に対して、視覚的・物理的な続き間によって、しなやかに対応できる空間を目指した。

デザイナー

TDL アーキテクツ 田野耕平、木村留美

詳細情報

http://t-d-lab.com/archi/archives/169

利用開始
2016年8月
販売地域

日本国内向け

設置場所

群馬県高崎市

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

社会に持続可能な住空間

背景

家族のライフステージによる変化によって、住空間の使われ方は変化していくが、単身者の増加する現代では戸建住宅が家族のための器としてだけその役割を全うするとは限らない。それは特定の家族の問題に止まらず、住宅が家族のための器として社会に大量のストックを生み出し続けているという社会の問題でもあり、社会に持続可能な空間としての住宅のあり方が問われる時代になっている。

デザイナーの想い

道路の幅員が一部狭小であったり、建て替えるにあたって決して条件のいい土地という訳ではなかったが、祖先の代から長年にわたって住み続けてきた土地への愛着から、この敷地での建て替えを行うことに決まった。南に広い間口や風の向きなど敷地の持つ環境を目一杯利用した空間を目指すとともに、住むということの意味を拡張していけるリダンダンシーを持った空間を構想することで、その場所で生き続けるという施主の強い意志を受け止める持続可能な建築を目指した。

仕様

敷地面積:218.71㎡ 建築面積 :75.15㎡ 延床面積:126.84㎡ 主体構造:木造在来工法 階数:2階

審査委員の評価

大きな気積の中での仮設的な設えが表現の骨格になっており、生活の器としての柔軟さと清潔さが共存している。その結果、寝食以外の用途も許容するような大らかさを獲得しているように思われ、評価した。その意味で、外構も積極的にデザインして建築の内外をトータルにデザインし、上述のような内部空間の特質を、地域社会の中に還元していくことを期待したい。

担当審査委員| 仲 俊治   小見 康夫   手塚 由比   栃澤 麻利  

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