受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
- 概要
多摩丘陵の一角、峠に沿った北側斜面地に建つ軽度知的障がい者のグループホーム。4人の入居者が世話人等の援助を受けながら生活する。事業者は10年あまりに渡って近隣の空き家などを活用してグループホームの運営を続けており、その入居者は14名を数え、皆が一堂に会することができる場所を求めて計画された。建物は福祉施設としてのバリアフリー基準を満たすため、斜面に埋め込まれるようにして前面道路とフラットに接続している。擁壁をそのまま立ち上げたコンクリートの外壁に、木の梁を掛けて床を構成した建築である。目線の高さより僅かに高い位置に設けた大きな窓が、プライバシーを確保しつつ街と居住者を常につないでいる。
- プロデューサー
SOGO建築設計 十河彰、十河麻美
- ディレクター
SOGO建築設計 十河彰、十河麻美
- デザイナー
SOGO建築設計 十河彰、十河麻美
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- 詳細情報
- 利用開始
- 2017年2月
- 販売地域
日本国内向け
- 設置場所
東京都八王子市