GOOD DESIGN AWARD

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2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

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受賞対象名
博物館機能を持った観光施設 [高尾599ミュージアム]
事業主体名
八王子市
分類
宣伝・広告・メディア・コンテンツ
受賞企業
八王子市 (東京都)
受賞番号
16G121036
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

TAKAO 599 MUSEUMは高尾山の麓にある、山と自然をテーマにした博物館機能を有した観光施設です。高尾山の標高は599mしかありませんが、1600種類の植物、5000種類の昆虫、100種類の野鳥が生息していると言われます。その豊かな自然の魅力を伝えるため、一貫したコンセプトのもと、ロゴやサインを始め、展示物や動画、グッズに至るまで高尾山の豊かな自然を新たな視点で発信しています。

プロデューサー

八王子市

ディレクター

株式会社日本デザインセンター 大黒デザイン研究室 大黒大悟

デザイナー

株式会社日本デザインセンター 大黒デザイン研究室 大黒大悟、佐野真弓、菅家悠斗

詳細情報

http://www.takao599museum.jp/

利用開始
2015年8月11日
設置場所

八王子市高尾町2435番地3

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

“アート×サイエンス×ヒューマン”をコンセプトに、山と自然の魅力を独自の視点で発信しています。

背景

高尾599ミュージアムは、東京都が平成15年度に閉鎖した旧東京都高尾自然科学博物館跡地に八王子市が開設した博物館機能を持つ観光施設です。都心近郊にありながら豊かな生態系を誇り、ミシュラン三ツ星の観光地にも選定された高尾山の魅力を新たな視点から発信し、地域を活性化するため、地域住民の方々などと協働し整備をすすめ、平成27年8月11日に開館しました。

デザイナーの想い

公共施設において、デザインがプロジェクトの推進力となり、施設のあり方やコンセプト、建築やサインや展示物に至るまで、領域を超えたデザインの仕組みをつくることで、ただ情報を伝えるだけではなく、高尾山ならではの視点を持ったミュージアムにしたいと思いました。ハードは完成しましたが、地元の方々の誇りになるように、今後も魅力向上に取り組んでいきたい。

企画・開発の意義

高尾山のコンテンツを適切に編集し、空間、展示物、広告、館内ツール、映像、web、グッズなどのあらゆるメディアをディレクションすることで高尾山の価値を引き上げ、公共性と独自性の両立を目指しました。ピクトグラムやマップの3D化など、視覚的なわかりやすさを重視することで国籍問わず楽しめる施設であり、日本の文化度の高さをプレゼンテーションできる場として機能しています。

創意工夫

高尾山の豊かな自然を、TAKAO 599 MUSEUMならではの特徴ある表現で魅力的に発信するために、“アート×サイエンス×ヒューマン”というコンセプトを設定し、ただ情報を伝えるのではなく、訪れた方の好奇心をグッとくすぐる血の通ったコミュニケーションを目指しました。 例えば、四季を通して収集した花や種などを数百本のアクリルの中に封じ込めて展示したり、横幅18mの壁面に設置した動物の剥製にプロジェクションマッピングした展示、3Dと2Dの地図を組み合わせ、難易度やポイントを明快にまとめたルートガイドや、 堅くなりがちなマナー解説を、ムササビの”むっさん”というオリジナルキャラクターのアニメーションでコミカルに表現した映像、高尾山に行かずとも雰囲気を味わえるピクトグラムが動くwebなど、様々なポイントに人の気持ちを動かすきっかけを散りばめています。

仕様

敷地面積:4365.66㎡ 建築面積:1260.45㎡ 構造:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・地上2階 主要展示:NATURE COLLECTION:16台の什器による展示。草花等の美しい標本に触れられる。NATURE WALL:動物剥製へのプロジェクションマッピングにより高尾山の豊かな生態系を体感できる。599GUIDE:登山ルート、マナー、高尾山トリビアをユーモアある映像で楽しく学べる。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

高尾599ミュージアム 八王子市高尾町2435番地3
高尾599ミュージアムWEB

審査委員の評価

高尾山の麓にあるミュージアム。館内のサインシステムもシンプルで印象的である。豊かな自然環境を考慮してデザインされた一連のグラフィックや展示物、空間は、登山者と来場者に高尾山の魅力を伝える重要な役割を果たしている。

担当審査委員| 齋藤 精一   喜安 政幸   平林 奈緒美   Ming-Lung Yu  

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