GOOD DESIGN AWARD

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2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
テレビ番組 [カガクノミカタ]
事業主体名
日本放送協会/NHKエデュケーショナル
分類
宣伝・広告・メディア・コンテンツ
受賞企業
株式会社NHKエデュケーショナル (東京都)
受賞番号
16G121028
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

小中学生を主な対象とした新しい科学教育番組。ふだん何気なく見ていることがらの中にも、たくさんの「ふしぎ」が潜んでいます。しかし、ただ漠然と眺めているだけだと、そうした「ふしぎ」に気づくのは意外に難しいものです。この番組では、そうした「ふしぎ」を見つけるための様々な「科学の見方(ミカタ)」を紹介します。子どもたちが自ら「ふしぎ」を見つけ、「問い」を作る、いわゆる「課題発見力」の育成につながればと願っています。

プロデューサー

竹内慎一(NHKエデュケーショナル)

ディレクター

志賀研介、廣岡知人、前田聖志、佐藤京郎、五十嵐真(ディレクションズ)

デザイナー

大野真吾

詳細情報

http://www.nhk.or.jp/rika/mikata/

放送開始
2015年10月
価格

0円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

ミカタがあればふしぎが生まれる カガクノミカタ

背景

アクティブ・ラーニングと言う言葉が巷にあふれていることからもわかるように、近年、教育の世界では能動的に学ぶことの意義が重要視されつつあります。そのためには「自ら問いを立てる力の育成」が必要不可欠だと私たちは考えました。ノーベル賞を受賞した朝永振一郎博士の有名な言葉に「ふしぎだと思うこと、これが科学の芽です」というものがあります。この番組がこの「科学の芽」を養うきっかけになればと思い企画しました。

デザイナーの想い

単に知識を与えるのではなく、ふしぎを発見するための「ミカタ」そのものを学べる番組を作るというのは、強い意義を感じるのと同時に、とてもチャレンジングでもありました。気をつけたのは、なるべく身近で見慣れたモチーフを選ぶこと。見慣れたものの「あたりまえ」を疑い、実験をし、私たち自身が本当にふしぎだと思うネタを集めていく作業を繰り返すことで、どの回もそれぞれの凝縮された面白みが生まれたのではと思います。

企画・開発の意義

与えられた課題に受動的に取り組むのではなく、自ら問いを見つけて進む力は、どの世代でも今後ますます大切になっていくのではないかと考えています。この番組ではそのための方策の一つとして、様々な「科学の見方(カガクノミカタ)」を紹介しました。安易に「わかったつもり」になるのではなく、見慣れた風景をもう一度「ミカタ」を持って見直してみる。自ら問い=ふしぎを見つけることの楽しさや意義が伝わればと願っています。

創意工夫

番組は、毎回一つの「ミカタ(見方)」に注目。番組前半では、まずその回の「ミカタ」によって、どう見慣れたものが変わって見えるかに街角の老若男女に挑戦してもらいました。「作ってみる」「比べてみる」「数えてみる」「大きくしてみる」などなど、その回の「ミカタ」によって生まれた、ときに制作者も予想していなかった「ふしぎ(問い)」を、番組後半で特撮映像なども織り交ぜて探っていく構成としました。また番組中盤には「疑いは発明の父である」というガリレオの言葉に続けて「問いの発見」のためのもう一つのメッセージである「あたりまえを疑う」ことを伝えるアニメーションを配置して、構成にメリハリをつけると同時に「問いを見つける」というテーマの明確化に努めました。構成や映像、ナレーション、間のとり方などにも可能な限り「余白」を作ることで、番組側からの押しつけではなく、視聴者自らが問いを「発見」できるような工夫をしました。

仕様

放送番組:2015年3月に開発番組として1本放送。2015年10月からレギュラー放送開始。火曜9:50-10:00(NHK Eテレ)。番組サイトで動画配信(無料)も行っている。(http://www.nhk.or.jp/rika/mikata/)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

NHK(Eテレ)/WEBサイト(NHK for School)動画全編を無料公開。
「カガクノミカタ」ホームページ

審査委員の評価

哲学的な内容を、子供に教えるのではなく子供自身が興味を持つよう、内容/ビジュアルのアプローチをうまく工夫しているところが評価された。日常の中の不思議に気づかせていくやり方が良く、大人でも思わず見てしまう作りが上手い。

担当審査委員| 齋藤 精一   色部 義昭   平林 奈緒美   Ming-Lung Yu  

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