GOOD DESIGN AWARD

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2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
スマートフォン専用ラベルプリンター [P-TOUCH CUBE PT-P300BT]
事業主体名
ブラザー工業株式会社
分類
生活家電
受賞企業
ブラザー工業株式会社 (愛知県)
受賞番号
16G050387
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

スマートフォン専用のラベルプリンターのトータルデザイン。これまでラベルを貼る行為はモノの仕分けという機能に重きを置いた作業であり、美観を損なう行為と考えられていた。また作成過程も複雑で楽しい作業とは程遠いものであった。今回新たにスマホアプリからコンテンツを提供し、美しい写真を用いながらラベルの使用シーンや貼るモノを紹介する。そこから簡単にデザインを選んだりアレンジすることができ、また実際に貼ることでモノの完成度が高まる感覚が得られ、ラベルを貼る楽しさにも気付かせてくれる。P-TOUCH CUBEは従来の機能性に美しさが加わったラベルを通して「豊かな暮らし」を提供するトータルサービスである。

プロデューサー

ブラザー工業株式会社 ラべリング&モバイルソリューションズ事業

ディレクター

ブラザー工業株式会社 マーケティング企画センター 総合デザイン部

デザイナー

ブラザー工業株式会社 マーケティング企画センター 総合デザイン部 南野智之、奥津育美、小林佐紀子、増田貴昭、岡本朋之

南野智之、奥津育美、小林佐紀子、増田貴昭、岡本朋之

詳細情報

http://www.brother.co.jp/product/labelwriter/cube/index.html

発売予定
2016年10月
販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

約115(W)×61(D)×115(H)mm

受賞対象の詳細

背景

ラベルプリンターはモノの仕分けに便利な製品ではあるが、現在主流となっている製品は必ずしも使い易いとは言い難い。またその市場は昨今の仕事場や家庭内でのペーパーレスの影響もあり年々縮小している。その中でも自社の日本国内でのシェアは低く、競合と差別化する商品開発に苦心していた。この現状を打破すべく、今までの開発スタイルを見直し、新たな需要を喚起させるため製品・サービス開発を一から行うこととなった。

デザインコンセプト

美しいラベルを通して暮らしを楽しめる、スマホとつながるラベルプリンター。

企画・開発の意義

人々の暮らしが豊かになる中でモノがあふれ整理収納の欲求が高まっている。またスマートフォンの普及により場所や時間に縛られないライフスタイルが定着してきた。一方これまでのラベルは事務的で貼りたいと思えるものが無く、またラベルプリンターもリビングに置きたいと思えるものが無かった。美しいラベルとラベルプリンター、使い易いアプリを提供することで、部屋は整理され、モノを大切にする「豊かな暮らし」が提供できる。

創意工夫

今までのラベルプリンターは「白紙から一から作る」が主流の使い方であり、その使い勝手はユーザーのスキル、経験に依存する所が多く、思い通りのアウトプットを手に入れるためには少々コツが必要であった。またすでに完成品のラベルサンプルも存在していたが、画面上にデータを並べただけで使いたいと思えるものばかりではなかった。今回のアプリでは「白紙から作る」の他に「活用例から選ぶ」を開発した。これにより多数のサンプルから自分の気に入ったものを選ぶだけで誰でも素敵なラベルを簡単に手に入れることが可能になり、何よりラベル作成が格段に楽しい体験へと変わった。活用例は整理収納やラッピングのプロの知見を集め、ラベルだけでなくラベルを貼る対象物や背景までこだわって写真と記事を作り込み、ラベルをより暮らしの中でイメージしやすく実際に使えるものとした。活用例はコラムと共に定期的にアプリで提供する。

デザイナーの想い

ラベルを貼る行為は主に仕事場で行われてきた難しく事務的な作業だ。本製品ではスマホ連携という単純な機能追加ではなく、好きなモノに好きなラベルを貼る今までにない体験をデザインしたかった。それはこれまで味わったことのない楽しいことであり、既存製品の枠を超えた感覚である。我々はP-TOUCH CUBEでラベルを通し、そういった体験の先にあるお気に入りのモノに囲まれた豊かで楽しい暮らしを提案したい。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

家電量販店

審査委員の評価

たくさんのモノに囲まれ、モノや資料の整理にラベリングは必要不可欠である。本対象は、スマートフォンとラベルプリンタ、シール素材などを組み合わせた新しいラベリングシステムのデザイン提案である。ユーザーが慣れ親しんだスマートフォンの入力方法や多様なフォントを活かし、暮らしを彩るラベルを生成してくれる。入力や表現部分をユーザーの使いやすいツールにゆだねたところが、良いアイデアである。

担当審査委員| 林 信行   緒方 壽人   岡本 誠   宮崎 光弘   Do-sung Chung  

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