GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ミニ骨壷 [ソウルプチポット きわみ絢爛]
事業主体名
株式会社メモリアルアートの大野屋
分類
生活・日用品、雑貨
受賞企業
株式会社メモリアルアートの大野屋 (東京都)
受賞番号
16G030158
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

日本の誇れる漆芸技法「蒔絵」により華やかに彩られた木製のミニ骨壷。蒔絵師により一品一品手描きで施された図柄や貴重な素材「金」や「貝」による加飾は、日本らしい繊細な優美さと深い趣で絢爛に骨壷を彩る。 本製品は、離れ難い故人のご遺骨をお墓に納骨する他、少量を取り分けてお手元で供養するためのミニ骨壷であり、天然素材による温もりと古くから伝わる日本の漆芸技法による美しい加飾で、大切な故人を栄耀栄華にお納めする。

プロデューサー

メモリアルアートの大野屋 商品企画開発 箱崎容也

ディレクター

メモリアルアートの大野屋 商品企画開発 服部美樹

デザイナー

メモリアルアートの大野屋 商品企画開発 服部美樹

詳細情報

http://www.souljewelry.jp/special/spp/kiwami-kenran.shtml

発売
2015年10月
価格

648,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

日本の誇れる伝統技法で絢爛優美に彩ることにより ミニ骨壷の新たな価値を提案する。

背景

近年、ミニ骨壷は素材や仕様は様々あり、故人のイメージや使用する状況に応じて選ぶことができる。 弊社では2011年に職人手描きによる蒔絵骨壷シリーズ「蒔絵きわみ」を導入。従来の骨壷より高額にもかかわらず(販売価格10〜30万円代)、美術品とも呼べる一品ごとに手の込んだ骨壷を求める方からの需要がある。この度の「きわみ絢爛」はさらに妥協することなく豊富な図柄と貴重な素材による加飾を施すことに尽くした品。

デザイナーの想い

日本には現在も卓越した技術を持つ職人が存在する。商品開発者は、様々な素材や技術を必要に応じて導入する中、伝統的な技法や希少な技法を現代の商品でどのよう形で取り入れて行くべきかを提案することも必要であると考える。栄耀栄華に加飾が施された美しい骨壷は、購入者の大切な人への想いにお応えできることを念頭に開発を進めた。

企画・開発の意義

大切なものを納めておくために古来より使われてきた漆は、世界的に認められる日本の伝統工芸。 現在、量産向きの工業技術を用いた骨壷が多く存在する中、古来から伝わる木地の加工と漆塗りの技術に加え、美術品とも呼べる手描きの蒔絵で加飾された骨壷を提案することにより、骨壷が小さいながらも特別な存在であることを認識すると共に、日本の誇るべき伝統技術を用いるべき現代の商品の一つとして提案。

創意工夫

「蒔絵」を使用している商品は、量産に向いたシルクスクリーンによるものが多いが、今回の「きわみ絢爛」はすべて蒔絵師による手描きで作成。手描きによる蒔絵は金の粒一つ一つでも光り方が異なり、深い趣がある。離れがたい故人のご遺骨を栄華にお納めするための骨壷である為、貴重な技法を妥協することなく使用し作成されている。 骨壷としてご使用いただく為の心配りとして、蓋を開けると骨壷の内側の底には金平目(金の粒)が蒔かれ、内蓋の裏には蒔絵を施され納められた大切な人を和ませる。また、内蓋は外れにくい様に爪の細工を施した。 紋様は、蒔絵の豊かな色彩と螺鈿の輝きを活かし「春の花が咲き始めた楽しい季節」を表した「花朝(かちょう)」と、金の輝きを活かし「秋の気候がよく風景が美しい季節」を表した「月夕(げっせき)」の2種。

仕様

サイズ|高さ54mm 直径70mm 口径36mm 素材|木地:水目桜/加飾:本漆、本金 重量|132g

どこで購入できるか、
どこで見られるか

大野屋メモリアルギャラリー千葉 千葉県千葉市中央区弁天4-9-1
メモリアルアートの大野屋 オンラインストア
メモリアルアートの大野屋 WebShop

審査委員の評価

誰もが経験する「死」に対する尊厳に、真摯に向きあった製品である。蒔絵という技法は蒔絵師によって永遠に美を閉じ込める。故人の思いを馳せる骨壷に求める装飾としてはこれ以上ない最良の技法である。「時代のニーズ」という言葉のまやかしによって軽んじられてきた伝統工芸の価値は、これもまた軽んじてはならない「死」の尊厳と共に残していくべきものである。

担当審査委員| 鈴木 元   柳原 照弘   池田 美奈子   小林 幹也   Pradyumna Vyas  

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