GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
飲食テナントビル [テラスビル・ヒルトップビル]
事業主体名
株式会社タイムゾーン
分類
公共用の建築・施設
受賞企業
株式会社キー・オペレーション (東京都)
株式会社タイムゾーン (東京都)
受賞番号
15G100941
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

恵比寿駅西口のロータリーから急な坂を登り切った商業地と住宅地が混在する場所に位置し、道を挟んで向かい合う2棟のテナントビル。 駅からのアプローチに対して斜めのファサードを持つテラスビルと、2-4Fまでのヴォリュームを前面道路を軸として対称にしたヒルトップビルは坂道を上がってくる人々を迎かい入れるような空間を形成している。 テラスビルのテラスは階段状に建物の四周を廻るように配置され、連続した外部空間を形成し、ヒルトップビルは緑あるオープンスペースを形成することで、魅力的な街並みをつくり出し、賑わいを生んでいる。外壁はラーチ合板の型枠を用いた木目仕上を白色に塗装し、清潔感があり、親しみやすくした。

デザイナー

小山光+キーオペレーション一級建築士事務所 構造設計工房デルタ Comodo設備計画

詳細情報

http://www.keyoperation.com/projects/hilltop_building/j_Hilltop_Building.html

利用開始
2014年8月
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都渋谷区恵比寿南1-17-17(テラスビル) 1-18-9(ヒルトップビル)

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

道を挟んで向かい合う建築。この建築同士の関係性により生み出される街並みや賑わい。

背景

敷地は恵比寿駅西口のロータリーから急な坂を登り切った場所に位置する。「オープンテラスのある飲食ビル」という条件での設計コンペにより、近隣住宅への配慮や、周囲への建物との高さ関係を調整しながらそれぞれの階でテラスをどちらの方向にどのような形で開いていくかを考えた。その後、同クライアントからの依頼で道を挟んで向かい合う建築を設計する機会に恵まれ、建築同士をどのように関係させて街並みをつくるかを考えた。

デザイナーの想い

テラスビルは個々のテナントは完全に分かれているが、それぞれのテラスを階段状に建築の四周を廻るように配置して、連続した外部空間を形成する事で、他テナントと共有できる広がりを持ったテラス空間をつくりたいと考えた。ヒルトップビルは、良好な街並みを形成して憩いの場をつくり出す為、テナントの面積確保よりも、ゆとりある外部空間をつくり出す事を優先し、緑あるオープンスペースを設計し賑わいを生み出したいと考えた。

企画・開発の意義

テラスビルは天空率を利用して設計した結果、2F部分のファサードが前の通りに対して斜めになった。角度をもったファサードが駅からのアプローチ側に向くことで、駅からの利用者へ飲食ビルとしての賑わいをアピールするという点で想像以上の効果を生んだ。ヒルトップビルはゆとりある外部空間を作ることを目指し、緑あるオープンスペースを設計し、魅力的な街並みをつくることで向かいのテラスビルの集客にもつながると考えた。

創意工夫

駅からのアプローチに対して、テラスビルの天空率によってできた斜めのファサードと、テラスビルに対して前面道路を軸として対象にヴォリュームを形成したヒルトップのファサードは坂道を上がってくる人々を向かい入れるような空間を生み出している。また、これらのファサードは坂の下からも店内の様子を伺うことができ、丘の上に立つビルの目印になっている。

仕様

テラスビル:RC6階建  ヒルトップビル:RC5階建

審査委員の評価

恵比寿駅前近くの通りを挟んで建てられた、1対の商業ビル。それぞれは一見したところ、傾いた壁面や離散した開口部など、無理にその姿を際立たせることのない、シンプルな佇まいをしています。 しかし通りを挟んで対をなしたことで、とたんにグランドレベルには場が生まれ、街並みを感じさせるデザインになっています。過剰な操作をしてないことが、逆にとても好ましい景観を形成しています。都市における「群」のデザインとして、質が高く見本になるプロジェクトだと思われます。

担当審査委員| 千葉 学   五十嵐 太郎   石川 初   日野 雅司   山梨 知彦  

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