GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
万葉線 超低床車両 [アイトラム MLRV1000 ]
部門/分類
商品デザイン部門 - 公共機器・設備/公共交通関連機器・設備
受賞企業
株式会社コーゾーデザインスタジオ (東京都)
万葉線株式会社 (富山県)
受賞番号
04A11056
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

高岡市、新湊市を結ぶ路面電車:主要諸元:2車体連接車、全長:18400mm、全高:3407mm、全幅:2400mm、軌間:1067mm、電圧:直流600V、床面高:300mm、重量:21t、定員:80人、乗降扉:ノンステップ・プラグドア、幅:1250mm、運行設備:ワンマン運転設備、最高速度40km/h、車椅子対応スペース:2箇所

プロデューサー

万葉線株式会社

ディレクター

株式会社コーゾーデザインスタジオ 佐藤康三

デザイナー

株式会社コーゾーデザインスタジオ 佐藤康三

佐藤康三顔写真

詳細情報

http://www5.ocn.ne.jp/~nils/topics312.htm

開始日
2004年1月10日
価格

221,000,000円/2車両連結 (円/2車両連結)

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

超低床車両による、ユニバーサルデザインの導入、徹底した安全設計、都市景観誘導、路面電車の特性として、その路線沿線住民に親しまれ、街のアイデンティティーを生み出すデザインを計画設計した。新鋭の路面電車は、都市環境に大きな影響を与える事を意識してデザインに取り組んだ。モノ空間との関係性を重視したデザインを提案した。この車両デザインの基本コンセプトのキーワードは、「情熱」「元気」である。

デザインのポイント
1.ユニバーサルデザインの導入、乗降口上部に開閉確認LEDの設置、フリーストップ遮光スクリーン導入
2.新車両の視覚情報としてもっとも「視覚」に訴えるボディーカラーを特色の「赤」とした。
3.車内外フォルムは、危険な突起物を排除し、全てをRじまいとした。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

車内手すりを座席構造体に仕込むなどし、社内全体空間にノイズのでない処理で、随所に転倒防止安全配置した。座席面着座時硬度の検証、遮光スクリーンのノンステップ化、運転席背面にガラススクリーンを設置、同位置にLCDモニターを設置し、料金案内、運行状況等を大きく表示。乗降口外部上部に開閉時を知らせるLEDフラッシングランプを設置し安全性の向上を図った。ユニバーサルデザインマネージメントの導入。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

毎日の機能性チェック体制。外装塗装はメンテの良いソリッド色を採用、劣化状況における部品交換体制。基本的には60年以上の仕様対応。製品はリサイクルされ使用される。サスティナブルデザインマネージメント、エコロジーデザインマネージメントの導入

デザインが技術・販売等に対して行った提案

車両天井及び床面のフルフラット化、車両全面にウインカー機能搭載、パッシング可能な前照灯設置、乗降口上部に開閉時を知らせるフラッシング帯状LEDの設置、調達部材の選定、改良、遮光スクリーンのフリーストップ化、座面硬度の試験、LED情報画面の活用方法の提案。車の手すり安全配置。冷暖房機の性能提案、その他、全面的な技術との綿密な打合せ。サスティナブルデザインマネージメント・ ユニバーサルデザインマネージメントの導入

審査委員の評価

超低床車両のデザインとして総合的に非常にうまくまとまっており、特にユニバーサルデザインによる構造内装が、シンプルで優れている。パッケージングや全体の空間の完成度も高く、車両のグラフィックデザインも完成度が高く、地域景観の新たな魅力のある個性を創り出している。

担当審査委員| 森田 昌嗣   大月 ヒロ子   坂野 博行   平野 湟太郎  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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