GOOD DESIGN AWARD

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2003

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
超低床式路面電車 [MOMO 9201型]
部門/分類
商品デザイン部門 - 公共機器・設備/公共交通関連機器・設備
受賞企業
岡山電気軌道株式会社 (岡山県)
新潟トランシス株式会社 (東京都)
受賞番号
03A11043
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

日本とヨーロッパのコラボレーションによって生まれたMOMO。ベースボディはドイツで開発された最先端の技術により、世界のトップレベルにある車両。そこに日本独自の感性と伝統の技を融合させ、インテリアを構築していったものです。車内は、天然木のムク板を中心に、アルミ、ガラス、鉄といったエコ素材を使い、視覚的、機能的、そして精神的に心地良い癒しのインテリアに仕上げています。小さいながらも車内を歩きたくなるように、モビリティを生かし開放感と安心感を提供するアメニティがある魅力的な車両。同時に長い目でみて「街の財産」として認知してもらえるような車両です。

プロデューサー

岡山電気軌道株式会社 代表取締役社長 小嶋光信

ディレクター

株式会社ドーンデザイン研究所 代表取締役 水戸岡鋭治

デザイナー

株式会社ドーンデザイン研究所 代表取締役 水戸岡鋭治

デザイナー(水戸岡鋭治)の顔写真

詳細情報

http://www.okayama-kido.co.jp/

開始日
2002年7月5日
価格

240,000,000円/2両1編成 (円/2両1編成)

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

街にとけこみ、街を引き立てるMOMOのデザイン発想。シンプルで飽きのこないMOMOスタイルは街の景観を引き締めます。21世紀の岡山を担う子どもたちに与えるインパクトを考え、MOMOが果たすべき役割を具体化し、車両デザインに集約する作業に多くの時間を費やしました。都市をゆく公共の足としてふさわしい包容力、豊かな心と情熱、楽しさをあわせ持ったMOMO。岡山の街を颯爽と走り抜けます。

デザインのポイント
1.未来の都市環境を考え、快適さ、豊かさと経済性、エコロジーの両立。
2.乗る楽しさからの発想、はじめてづくしのインテリア。
3.21世紀を担う子どもたちが、公共とは何かを考えることができる車両。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

限りなく低く設計されたフロア、身障者の方はもちろん、健常者の方も乗り降りがとても楽です。また、車内表示を極力少なくし、わかりやすい案内表示を実現しました。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

路面電車の寿命は約30年、また廃棄を考えて、従来の合成素材を天然木、アルミ、ガラス、鉄といったエコ素材にかえています。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

MOMOオリジナルグッズを計画、提案していただき、約25点の品物を販売しています。

審査委員の評価

車体のデザインとVIデザインがうまくコントロールされている。ノスタルジックな路面電車のイメージが強い我が国で、日本の新しいLRのデザインを拓いていおり、レベルが高く評価できる。特に、外観デザインは大胆な構成と、緻密なディテール処理が高度に融合した優れたデザインとなっている。また、将来の廃棄、リサイクルを考え、天然木等のエコ系の素材を用いている点も評価された。

担当審査委員| 田中 一雄   伊藤 恭行   柘植 喜治   平野 湟太郎  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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