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2024
GOOD DESIGN AWARD
New conplex of homes inheriting spirit of the land
CHIDORI TERRACE
分類タグ
Housing
Companies
Business Owner
kugahara project construction association
Award No.
24G131030
Outline
A complex housing where all 18 units have different floor plans.The 18 houses and their gardens are designed to gather and create a harmony based on a porous and sterically framework.By inweaving workshops and study sessions into the design process,we inherited the ideas that have been passed down through the land.This is cooperative housing that returns to the origins and presents the future.
* Text may be generated using the automatic translation service DeepL.
Points of design
- 良質な資産形成やコミュニティーの先にある価値の模索とその共有プロセスデザイン
- 18戸の住戸の立体的な組み立てとそれぞれの住戸が隣接する小さな自然環境を連続的に織り込む空間構成
- 避難動線の創造的な配置と地下住戸の試みによる都市型集合住宅の新しい空間性の開発
Producer
Satoshi Ohara, Archinet Inc.
Director
Teppei Fujiwara, FUJIWALABO
Designer
Teppei Fujiwara, FUJIWALABO

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Launched
2021/12
Location
東京都大田区千鳥一丁目
Background
・近年、不動産バブルの様相を呈しているが、大きな土地を所有する人の中にも、まちの風景を壊すような集合住宅の開発手法に疑問を感じる人は多く存在する。・このプロジェクトもそのような地主からの依頼であり、緑豊かな庭を最大限尊重した計画とすることが条件で、土地売買とプロジェクト起案の打診があった。・従来のレイヤーと違う人に届けることを狙い、コーポラティブハウス方式の組合募集段階で、「地域の庭を継承する」という開発理念を前面に押し出して募集をかけた。・設計プロセスに、町の歴史の勉強会、植物や森のワークショップを織り込み、公民館を借り上げた18戸の設計打ち合わせの合同打ち合わせを同一空間で実施するなど、コモンセンスの醸成を多様なアプローチで図ったことで、今までにないチャレンジが可能となった。
History and Achievements
・コーポラティブハウスでしか実現できない、共と私が混在した豊かな空間の実現・樹齢100年を超す樹木を残した大小様々な庭の計画や、隣接する公園から連続する小径との調和など、歴史的な連続の中で調和した環境として計画した・18戸18プランの実現+どの住居にも小さな自然環境が織り混ざるような有機的な構成・避難経路を創造的に配置することで、地下住戸に大きなサンクンガーデンを掘り込み、むしろ光や風の豊かさが感じられる静かで快適な住居の実現・複雑な全体を成立させる、ポーラスで立体的な骨格+幹線を中央に集中させる合理的な設備計画・18戸の住戸の境界ルールを創造的にデザインすることで、住まい手による自治的な領域デザイン・協働性、自治意識の醸成というコーポラティブハウスへの原点回帰+アーキネット方式による良質な空間資本形成の発展による、これからのコーポラティブハウスの在り方の提示
Specification
敷地⾯積:884.24m2 建築⾯積・建蔽率:451.76m2・51.09% 延床⾯積・容積率:1578.73m2・99.82% 階数:地下1階 地上3階 ⾼さ:最⾼⾼さ 8938mm 軒⾼ 8738mm 構造:鉄筋コンクリート造(壁式構造)
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* The information provided is current at the time of the award and may differ from the information available today.
Jury's Evaluation
Evaluation Comments
千鳥町駅から徒歩5分程の閑静な住宅地にある集合住宅は、もともとあるこの場のポテンシャルを注意深く丁寧に観察し、コーポラティブハウス方式の組合募集段階から「地域の庭を継承する」という開発理念を掲げた大変素晴らしい計画である。その理念を起点に魅力的な建築空間が建ち現れている。画一的なプランではない18戸18タイプの家と庭の集合としたことで、平面、断面的に多様な凸凹が生まれ、共有とも私有とも言えない街のような、自由な路地のような溜まり場が生まれている。開発・設計段階から周辺環境のリサーチワークショップをオーナーと共に行い、共同体として何を大切にするのかという価値観を育む活動は周辺環境を良くすることに繋がり、社会に貢献する優れた計画である。
