GOOD DESIGN AWARD

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CC

2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
移動式駄菓子屋 [三輪駄菓子屋すいすい]
事業主体名
地域のこどもたち
分類
地域・コミュニティづくり
受賞企業
三輪駄菓子屋すいすい (埼玉県)
受賞番号
20G201297
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

こどもたちの居場所・対話のデザイン

デザインのポイント
1.こどもたちの目線
2.こどもたちの近く
3.こどもたちの変化
デザイナー

ロゴデザイン:荒木夏芽 フォントデザイン:荒木和咲、荒木詞実

すいすいとオジサン

詳細情報

https://dagashiyasuisui.blogspot.com/

利用開始
2018年5月31日
価格

10 ~ 30円 (駄菓子によって値段は異なる)

販売地域

日本国内向け

設置場所

埼玉県川越市立牛子小学校学校区の3ヵ所 及び こどもたち向けイベント

受賞対象の詳細

背景

居住地域に唯一あった駄菓子屋さんが2018年3月20日閉店。自分のこどもたちも通う小学校校区から駄菓子屋さんが消えた現実。スーパーやコンビニに駄菓子はあるが、そこには駄菓子屋の持つ独特の雰囲気は無い。こども好きの性格から公園でも良くこどもたちに話しかけてしまうものの不審者扱いされるのは避けたい。いつか歳を取ったら駄菓子屋をやりたい夢を持っていたが、ふと三輪自転車を製作している方との出会いがあり、これなら店舗を持たずともすぐに駄菓子屋を始められるのでは?と2018年5月31日、活動開始。こどもたちを見守りつつ、こどもたちの側から近寄って来てくれる居場所。こどもたちのために手作りで雑貨を作ってくれるママ達の商品を一緒に販売したり、駄菓子屋+α。自分の一番下のこどもが小学1年生の時に開始し、小学校卒業までの6年間、それまでに校区のどこかに駄菓子屋さんが復活すれば良いなぁ、と挑戦を続けている。

経緯とその成果

こども好きで、地域の自治会長やこどもの通う学校でPTA会長をやっていたりしても、まちなかの公園でやたらに声をかけると不審者扱いされてしまう昨今。少しずつ大きくなる自分のこどもたちや地域のこどもたちを見ながら、何とかこの貴重な時間を双方向的にうまく活かせることはないか?と考えていた時に「駄菓子屋」ならば、こどもたち側から寄ってきてくれることに気がつきました。ただ、こどもたちのお小遣いは限られていることを思い、10-30円で価格を設定し、お金がない子もいるので「ジャンケン大会」として一人一回、ジャンケンをして勝ったら好きな駄菓子を一つプレゼントしています。始めはありがとうを言わなかった子がきちんとお礼を言うようになったり、いくら買ったか計算できなかった子が、おつりを言いながらお金を渡してくるようになったり、こどもたちの成長を少しずつ見ることができます。ママたちや地域の方々も遊びに来てくれます。

仕様

こどもたち

どこで購入できるか、
どこで見られるか

埼玉県川越市:九十川排水機場前水辺・男塚公園前更地・LSサントレッセ内アベニュー広場
三輪駄菓子屋すいすい

審査委員の評価

同じ駄菓子を買うとしても、駄菓子屋であるか否かによって、体験できる時間は変わるのではないか。その違いは、店主とのコミュニケーションの有無ではないかと想像する。しばらく店内にいても良い安心感、購入するときに交わされる会話。「三輪駄菓子屋すいすい」は、自分の街に駄菓子屋がなくなったことをきっかけにはじまった移動式の駄菓子屋。この場所が居場所と思える子どもたちの存在を感じさせる。この試みがグッド「デザイン」と言えるのは、売上や結果を共有するなどして、後進にも経験を伝えていることだと思う。

担当審査委員| 井上 裕太   川上 典李子   ナカムラ ケンタ   山出 淳也   山阪 佳彦  

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