GOOD DESIGN AWARD

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2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
総合クラブブランディング [東京ヴェルディ]
事業主体名
東京ヴェルディ株式会社
分類
ブランディング・CI/VI
受賞企業
東京ヴェルディ株式会社 (東京都)
一般社団法人東京ヴェルディクラブ (東京都)
受賞番号
20G181175
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

Jリーグのサッカークラブ・東京ヴェルディが創立50周年を機に、ブランドビジネスと総合クラブ化をするために行なったブランディングプロジェクト。一つの競技に捉われず、ブランドを核とした様々なビジネスや人材育成の展開。スポーツ人口拡大に向けて、総合クラブチームでの活動を促進するものである。

デザインのポイント
1.パイオニアを意味する始祖鳥をシンプルでありながらクリエイティブに表現することでクラブ価値を再表現した
2.エンブレムの始祖鳥の形状と連動するVマークを展開し、帽子やファッションアイコンとして成立させた
3.一競技に捉われず、文化の違う競技、グラフィック、デジタルなど様々なビジネスに対応するシステムの構築
プロデューサー

東京ヴェルディ株式会社 代表取締役社長 羽生英之+一般社団法人東京ヴェルディクラブ 理事長 森本譲二

ディレクター

株式会社アマダナスポーツエンタテインメント 代表取締役社長 熊本浩志

デザイナー

Brody Associates CEO ネヴィル・ブロディ+株式会社アマダナスポーツエンタテインメント 取締役 総合ディレクター 伏見大祐

詳細情報

https://www.brand.verdy.co.jp/

利用開始
2019年1月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

背景

東京ヴェルディは1969年に日本初のプロサッカークラブを目指して設立された。Jリーグ初代優勝クラブでもある名門だが、近年は低迷が続いていた。現在では親会社を持たないクラブ経営となっており、自ら利益を上げていく“スポーツのビジネス化”が必要となっていた。 日本はこれまで、やる人中心の体育として競技を行なってきた経緯があり、その運営も企業と学校での部活動が多かった。しかし、近年では業績悪化による廃部の問題、少子化・教員労働環境などによる部活動の縮小が顕著になっており、クラブチームによる運営が重要視されているが、ロールモデルが少ないことが課題である。 クラブは50周年を機に新たな事業方針を発表し、ブランドビジネスによる競技以外での事業拡大、複数競技を持つ総合クラブ化を行うため、ブランディングを実行した。クラブをブランドとして捉えることで、発信力とタッチポイントを拡げた先進的な取組みである。

経緯とその成果

これまでのスポーツエンブレムは要素が複雑で、他のアプリケーションでの使用がしにくいものとなっていた。 スポーツにおけるデザイン活用はまだ国内事例が少なく、世界的にスポーツがエンターテインメント化、ライフスタイル化、海外進出化しているビジネスの理解を全社で行うことが重要であった。そこで、首都・東京が持つグローバルな価値を再認識し、パイオニアと東京の2点にフォーカスした。デザインでは、東京から世界へのアウトバウンドの実現を念頭に、世界基準のクオリティにすることを定め、多様な競技、ビジネスで展開できるシステムでの運用を構築した。 エンブレム、ロゴマーク、書体・カラーの選定、フィロソフィーの刷新による統一された活動が話題を呼び、パートナー企業のロゴカラーも統一されたユニフォームは販売開始2日間の売上が370%アップとなり完売が続くなど、日本におけるスポーツブランディングの事例となっている。

仕様

・総合クラブのブランドアイデンティティ、ブランドガイドライン ・クラブフィロソフィー ・ユニフォーム、アパレル、グッズデザイン ・グラフィック、プロモーションムービー ・webサイト

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京ヴェルディ ホームゲーム、オンラインストア
東京ヴェルディオンラインストア
東京ヴェルディクラブオンラインストア

審査委員の評価

スポーツの健全なビジネス化のために、サッカーだけでなく、トライアスロンやチアダンスなどマイナーなものを含む、異なるスポーツチームのブランディングを1つに統合し、かつ、マネタイズしやすいようにデジタルやグッズなどへの横展開にも配慮されている。ビッグスポンサーに頼らず、地域とともに各クラブが自立していくという、これからのスポーツブランディングの手本となるような存在である点が評価された。

担当審査委員| 佐々木 康晴   鹿野 護   河瀬 大作   三澤 遥  

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