GOOD DESIGN AWARD

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CC

2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
複合開発 [横浜グリーンバトンプロジェクト]
事業主体名
東急株式会社/東急不動産株式会社/エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社
分類
中〜大規模集合住宅
受賞企業
東急株式会社 (東京都)
東急不動産株式会社 (東京都)
NTT都市開発株式会社 (東京都)
受賞番号
20G150987
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「横浜グリーンバトンプロジェクト」は、「SDGs未来都市横浜」モデル事業として、2015年9月30日より推進してきた大規模複合開発であり、超高齢化や環境に配慮した持続可能な住宅地モデルの構築を目的とし、魅力と活力のあふれる郊外住宅地の再生・活性化を目指した持続可能なまちづくりを推進するものである。

デザインのポイント
1.人と人、地域と地域をつなぎ、誰もが安心して暮らし続けられるまちづくりをすること
2.多世代コミュニティが十日市場に根付き、自主的な地域社会運営ができる仕組みをつくること
3.緑豊かで賑わいを感じる場を創出すること
プロデューサー

東急株式会社 中村達也、間瀬裕士+東急不動産株式会社 奥村佳明 中村浩孝

ディレクター

東急株式会社 関川陽介、奥田慧、植松詞子、渡邉大介、木所彩+東急不動産株式会社 菱田佳奈、木村知聖、宇佐美朱美、飯島美奈子

デザイナー

株式会社梓設計+株式会社長谷工コーポレーション+株式会社東急設計コンサルタント

詳細情報

https://ygb-club.jp/

利用開始
2019年9月26日
販売地域

日本国内向け

設置場所

神奈川県横浜市緑区十日市場町1481-3、1258-92

受賞対象の詳細

背景

十日市場駅から徒歩7分の立地にある市有地、緑区十日市場センター地区の20街区、21街区周辺地域では少子高齢化、待機児童の増加、生活利便施設の不足や、借家が多いことにも起因する流動的な住民層、地域コミュニティの希薄性、地域のアイデンティティの不明確さ等が課題と考えられていた。この改善策を横浜市が企画提案型公募により求め、東急㈱、東急不動産㈱、NTT都市開発㈱の3社JVの提案が実現することとなった。「人と人、地域と地域をつなぎ、誰もが安心して暮らし続けられるまちづくり」として、多世代コミュニティが十日市場に根付くこと、緑豊かで賑わいを感じる場を創出すること、自主的な地域社会運営ができる仕組みをつくることを目標に、子育て世帯の流入とシニアの協働・交流を促進するような仕組み、住居、施設、広場や歩道等敷地全体に加え、エリアマネジメント組織の設立と初期運営方法をデザインした。

経緯とその成果

十日市場地区の周景配慮をした切妻屋根をモチーフに各棟デザイン。多年代流入を誘導するために分譲/賃貸/戸建/高齢者向け住居を多様に設定した。空間・施設計画においても人だまり空間、通路沿いのファニチャー、イベント広場、豊かな緑化計画の傍ら健康づくりができる散歩道、打合せ・教室・アトリエ利用もできるスタジオなど利用方法を多様にデザインした。地域の生活利便性向上のために、保育園/学童/ミニスーパー等を誘致。持続可能な住宅地において、場を使うプレイヤーの定着や使い方の試行錯誤が重要だが、当PJでは街区の入居者が入会必須のエリアマネジメント法人を設立、進め方をサポートする事務局を整え、組織としての足元を固めた。施設内居住者と地域のシニア層の交流やコミュニティカフェの地域住民利用、イベントでの新旧住民交流など地域活性や交流が着実に行われ始めていて、持続可能なまちづくりの歩みを進めている。

仕様

敷地面積23,230.27㎡/分譲マンションドレッセ横浜十日市場311戸,RC造,14階・9階・11階/地域公開スペース,他4店舗/クレールレジデンス横浜十日市場 サービス付き高齢者向け住宅181戸,横浜市高齢者向け優良賃貸住宅等32戸,コミュニティカフェ,カルチャースクール,保育園,デイサービス,RC造9階/戸建住宅ブランズガーデン横浜十日市場8戸/入居者核のエリアマネジメント法人

どこで購入できるか、
どこで見られるか

神奈川県横浜市緑区十日市場町1481―3、1258-92
ドレッセ横浜十日市場公式HP
クレールレジデンス横浜十日市場公式HP

審査委員の評価

横浜の「グリーンマトリックス」と言われる線的・面的な緑地保存の都市計画のアイデアは1970年代からつづく重要な都市の財産である。本プロジェクトのように複数の居住棟が建つプロジェクトで、敷地内の緑地帯をうまく線的・面的につなぎながら活動の場をつくると試みは、本当に重要なアクションとして評価できる。保育園やコミュニティカフェやイベント広場や防災の取り組みなどプロジェクトはしっかり取り組まれている点も素晴らしい。一部ロフト型の住戸などで展開があるが、つくりあげた豊かな緑地環境をどのように各住戸の暮らしの中で経験していけるのか、住居の骨格にさらにこだわると、輻輳した集合住宅によって地域の価値が変わるということが起きてくるようにも思えた。

担当審査委員| 篠原 聡子   猪熊 純   駒田 由香   藤原 徹平  

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