GOOD DESIGN AWARD

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CC

2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
店舗・住居 [エクセレンスビルディング二子玉川]
事業主体名
株式会社リード・リアルエステート
分類
小規模集合住宅
受賞企業
株式会社リード・リアルエステート (東京都)
受賞番号
20G140926
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

駅前の大規模な開発とは対照的に古くからの建物が残るエリアに建つ複合ビル。 バルコニーが自然とのつながりを感じさせるデザインの特徴となっている。 空地には植栽が多く入り街並みや景観にも馴染ませている。 これから建て替えが始まる周囲の建物にとってのベンチマークとなり街並み全体が自然と景観を意識していく方向性を示している。

デザインのポイント
1.杉板型枠コンクリートによる外壁とバルコニー軒天井の木張りで自然環境、景観を意識。
2.従来の集合住宅にテナントを誘致することで人の集まる場所を複合した。
3.外部の緑に視線が向く開口デザインと空間デザイン。
プロデューサー

株式会社リード・リアルエステート 代表取締役社長 長原 英司

ディレクター

株式会社リード・リアルエステート 開発管理部建築課 渡邊謙一郎、中上幸重

デザイナー

株式会社直井建築設計事務所 直井克敏、直井徳子、山口雄治

株式会社 直井建築設計事務所

詳細情報

https://vimeo.com/377504686

利用開始
2019年10月
設置場所

東京都世田谷区玉川2丁目11番10号

受賞対象の詳細

背景

二子玉川の駅前は近年大規模開発が進んでいるが、計画地は駅から徒歩5分ながらまだまだ自然が残り、古い建物が残り、駅前から住宅街へと続く間に位置する。 今後周辺も建替えが始まっていくだろうという敷地で、どのような建物が周囲に建っていくかは未知数だ。 駅前の大規模開発によって街には商業施設や集合住宅がたくさんできたが、二子玉川が象徴する開発前に持っていた自然のイメージが欠けているように思える。 ここに自然環境を意識した建物をつくることが出来れば周囲もそれに呼応して、自然環境を活かしたまちづくりになるだろうというところからこのプロジェクトはスタートした。

経緯とその成果

外壁の杉板型枠コンクリートとバルコニーの軒天井に木張りを採用し、バルコニーが周囲の自然環境とのつながりを感じさせるデザインの特徴となった。 景観や緑化の規制で生まれた空地にはたくさんの緑が入り、1階のテナントは緑豊かなテラスに面することとなった。 2階から4階の住居バルコニーは、周囲の建物とのバッファゾーンにもなっていて、バルコニーに立つと眼前の丸子川を含め自然を感じることができる。 このように、建物内部からも外部からも自然を感じる建物が出来たことは、周囲の今後建て替わる建物にも少なからず影響し、自然を意識したまちづくりが続くことを期待している。

仕様

敷地面積:294.48㎡(89.08坪)/建築面積:131.61㎡(39.81坪)/容積対象延床面積:584.75㎡(176.89坪)、構造:鉄筋コンクリート造、規模:地下1階・地上4階建て

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社 リード・リアルエステート 販売物件専用サイト
株式会社リード・リアルエステート 公式HP
株式会社リード・リアルエステート 販売物件専用サイト

審査委員の評価

二子玉川駅から5分の位置に建てられた、小規模な店舗付き高級賃貸住宅。杉板型枠によるコンクリート打ち放しの大きな壁面と、軒天井板張りのバルコニーとのコントラストが、この建物のファサードを強く特徴づけている。窓のない壁面でプライバシーを守りながらも、コーナー部の軒天一杯まで開けられた窓と広めのバルコニーからは、街につながりたいという意思が感じられる。これから建て替えが始まるであろう周辺地域の将来イメージに対するデザイン戦略の一環とされるが、凛とした佇まいがそうした意図性を引き立たせている。

担当審査委員| 手塚 由比   小見 康夫   千葉 学   山﨑 健太郎  

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