GOOD DESIGN AWARD

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CC

2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
家庭用電動ミシン [子育てにちょうどいいミシン]
事業主体名
株式会社アックスヤマザキ
分類
生活家電
受賞企業
株式会社アックスヤマザキ (大阪府)
受賞番号
20G070337
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ミシン初心者の多い子育てのシーンに着目し、苦手感を感じさせない「かんたん・いつでもどこでも・しまわない」を形にしたミシン。初めてでも工程が分かりやすい動画での操作フォローや、シンプル機能で本棚に入るコンパクトさと出したままでもインテリアを損ねないデザイン。ミシン初心者が迷う価格的ハードルも下げ、1万円で実現しました。

デザインのポイント
1.初心者でも使い方&作り方が分かるレシピ動画と付属のスマホスタンドを使って、「かんたん」操作を実現
2.本棚に入るコンパクトさと、コードレスでも使える手軽さで、使いたいときに「いつでもどこでも」を実現
3.押入れにしまい込むミシンの概念を覆し、部屋に置いて見せたくなるデザインで、「しまわない」を実現
プロデューサー

株式会社アックスヤマザキ 代表取締役 山﨑一史

ディレクター

株式会社ハーズ実験デザイン研究所 代表取締役 村田智明

デザイナー

株式会社アックスヤマザキ 製品開発部課長 金戸敏幸+株式会社ハーズ実験デザイン研究所 大見舞衣

詳細情報

http://www.axeyamazaki.co.jp/kosodate/index.html

発売
2020年3月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

欲しい物が簡単に手に入り、使い捨てが当たり前の時代へと変化していく反面、家庭でものを作る・作ってもらうことで得られる愛情や温もりの機会が減少していることにミシンメーカーとして危機感を感じていました。そこでより多くの方に感動体験をしていただける方法としてハンドメイドの大きな機会の1つである子育てのシーンに着目したミシンの開発に取り組みました。開発を進める中で多くの子育てママの声を聞いたところ、「手作りに興味はあるが、ミシンは難しそう」「邪魔で置き場所に困る」などの声が多く聞かれました。準備や調整の難しさ、大きさ、価格等、ミシンに対して初心者の方が感じる大小様々な問題が、複合的に購入のハードルを高くしていることに気づき、それらの課題を解決した”これぐらいならちょっとやってみよう”と思って頂けるミシンの開発を目指しました。

経緯とその成果

初心者の感じる、ミシンは「難しそう」「面倒そう」というイメージを払拭するために悩んでいたところ、ふと妻が料理を、動画を見ながらスムーズに作っており、これだと思いました。このシーンをミシンに取り入れれば、難しいイメージを緩和できると考え、スマホを見ながら製作できる機構と動画サイトを開発しました。本体はコンパクトでシンプルなデザインにすることで、片付けの面倒な印象を緩和し、”これぐらいならちょっとやってみよう”と思って頂くことができ、これまでミシンを持っていなかった層からも、多くの反響をいただきました。また、子育てに関わる手作りニーズだけでなく、社会的なマスク品薄により急増したマスクのニーズに合わせ、急きょマスクの作り方動画を追加することで、初めての手作りマスクのハードルも下げることができました。今後も動画のアップデートを行い、時代のニーズに合わせてハンドメイド体験を拡げたいと考えております。

仕様

寸法:幅29.4×奥11.5×高26.5、重量:約2.1kg、材質:ABS樹脂、アルミダイキャスト

どこで購入できるか、
どこで見られるか

メーカー直販サイト(8月以降は家電量販店などで順次取扱い開始します)
アックスヤマザキ「子育てにちょうどいいミシン」商品ページ

審査委員の評価

市場にあるミシンによく見られる有機的な外観とは一線を画す新鮮なフォルム。収納性をも考慮したコンパクトで明快なデザインは、男女を問わず好感度が高い。価格を抑えるために外観にかけるコストが厳しい条件下で、シボと光沢という質感の絶妙なコントラストを効果的に使い、よりシャープで軽快なフォルムを形成している。使いたい時にすぐセットできる手軽さと、スマホから動画で使い方が確認できる安心感は、初心者のソーイングに対するハードルを一気に下げた。手作り市場の裾野を広げる画期的なミシンと言える。

担当審査委員| 三宅 一成   玉井 美由紀   松本 博子   安井 重哉  

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