GOOD DESIGN AWARD

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2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
ホットサンドメーカー [ホットサンドソロ]
事業主体名
杉山金属株式会社
分類
キッチン用品、調理器具、食器・カトラリー
受賞企業
杉山金属株式会社 (新潟県)
受賞番号
20G050264
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

従来のホットサンドメーカーは食パン2枚使いが基本ですが、「ちょうどいい朝食」をテーマに食パン1枚使いのホットサンドメーカーを開発。耳部分を波形に圧着する独特なホットサンドの形状は、朝食や軽食に適量なうえ、具がこぼれにくく食べやすいという特長を生み出しました。仕様も形状も新しいホットサンドメーカーです。

デザインのポイント
1.1枚の食パンをセットし、具を包みこんで閉じ、返しながら焼く、という動作をシンプルに実現する形状。
2.波形のふちはパンのストッパーにもなりながら、パンをしっかりと圧着。カリッとした食感を生み出します。
3.焼き面をツートーンカラーとすることで、ひっくり返しながら両面を焼く動作において返し間違いを防ぎます。
プロデューサー

株式会社フレーム クリエイティブディレクター 石川竜太

デザイナー

株式会社タンジェントデザイン プロダクトデザイナー 高橋悠

詳細情報

https://4w1h.jp

発売
2019年10月
価格

4,500円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

まず、ホットサンドソロが生まれた背景には“新しいキッチンツールブランドを立ち上げよう”という試みがありました。杉山金属(株)とクリエイター達から成るプロジェクトチームを組み「燕三条キッチン研究所」と命名。このプロジェクトから発信するブランドを「4w1h(ヨンダブリューイチエイチ)」と名付けました。「4w1h」はブランド名でありながらコンセプトでもあり、その意図は5w1hからWhere(=キッチン)を除いた4w1h。「そもそも/いつ/だれが/なにを/どのように」というキーワードから、キッチンツールの再編集を試みました。 従来のホットサンドメーカーについて考察していた際、「朝食で食パン2枚を食べるのは多くない?」という何気ない会話が開発の始まりです。人々の価値観やライフスタイルが変わるなか、これまでの“当たり前”を根っこから問い直し、本当に使いやすい新しい道具の提案を試みました。

経緯とその成果

「燕三条キッチン研究所」は、長年金属加工業を営む杉山金属(株)とアートディレクター兼グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、コピーライターから成るチームです。暮らしの基本となるキッチンツールの開発には多様な視点が必要という考えから、 ブランドの方向性、製品の企画、開発、販売、コミュニケーションに至るすべての活動において、異業種の全メンバーで検討し、議論と試作を重ねながらじっくりと製品を開発してきました。 製造・デザイン・言葉の観点から、対話と試作を重ねて生まれた“食パン1枚でつくる”ホットサンドメーカーです。これまでの“当たり前”の裏にあった潜在的なニーズを具現化し、たくさんの方に共感をいただける製品が生まれました。

仕様

【サイズ】約140×275×高さ40mm 【重量】約405g 【材質】本体:アルミニウム合金(表面フッ素樹脂加工)、ハンドル:フェノール樹脂、金具:ステンレス、リベット:銅

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ロフト(渋谷店・池袋店)、二子玉川 蔦屋家電 など
4w1h公式ウェブサイト

審査委員の評価

食パン一枚でホットサンドを作るという発想が鮮やかで、なぜ今まで無かったのだろうと感じさせるアイデアの強さがある。炭水化物の摂取量を減らす近年の食事のスタイルとも親和性が高く、みんなが無意識に求めていた「ちょうど良さ」を見事に体現している。中の具をこぼれにくくするために、圧着面を波型にしたり、焼き面を間違えないように表裏の色を変えていたりと、発想のユニークさだけに終わらず、道具としても丁寧に完成度高く作られている。

担当審査委員| 鈴木 元   辰野 しずか   中坊 壮介   村田 智明  

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