GOOD DESIGN AWARD

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CC

2019

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
駅ビル最上階の“地域とともにつくる”広場 [クマガヤプレイス]
事業主体名
高崎ターミナルビル株式会社
分類
地域・コミュニティづくり
受賞企業
高崎ターミナルビル株式会社 (群馬県)
株式会社リライト (東京都)
受賞番号
19G181373
受賞概要
2019年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

地方中核都市の駅ビルの遊休スペースを活用し、デザイナーが駅ビル事業者と共同で運営するカフェ&コミュニティスペース。かつての駅周辺の賑わいを取り戻すべく、地元事業者はじめ地域の人たちとDIT(Do It Together)することで、“自立的“で“吸引力“ある場づくりを実践。行政をも巻き込む取り組みとして広がりつつある。

デザインのポイント
1.DIT精神を育む地域の受け皿:駅ビル事業者、地元事業者や市民などが、それぞれできることを持ち寄る
2.地域に入り込むドアノックツール:地元プレイヤーを広く巻き込むため、地元キーマンと合弁会社を設立
3.自立的コミュニティを生む吸引力ある場:立地やイベントスペースを活かし自発的に企画が集まる仕組みづくり
プロデューサー

高崎ターミナルビル株式会社 丸山 勝、富安 良司、三井田 正

ディレクター

リライト 籾山 真人、石山 貴之

デザイナー

リライト 黒川 泰孝、鈴木 洋介、梅澤 春樹

詳細情報

https://c.re-write.co.jp/works/kumagaya-place/

利用開始
2017年6月25日
設置場所

埼玉県熊谷市筑波2-115 アズ熊谷6F

受賞対象の詳細

背景

埼玉県北部最大の都市、熊谷市の駅ビル最上階にある遊休スペースの利活用を目指すプロジェクト。多くの地方中核都市同様、熊谷駅周辺も中心市街地の空洞化が進行。駅ビルも開業後30年が経過し、当該フロアのテナントには駅ビル事務所や貸しホールのほか空き区画も散見され、寂れた印象だった。我々は、駅ビル事業者の依頼を受け、2017年4月に同フロアの一部(約400㎡)を改修。貸しホールの機能を残しながらも、カフェを中核に地域コミュニティの情報発信及び活動拠点としての再生を目指した。また熊谷という土地に縁もゆかりもないデザイナーが地域に入り込むためには、自らリスクを負うことが必要だと考え、カフェ区画(約60㎡)をマスターリース、さらに地元キーマン(カフェ事業者)と合弁会社を設立。駅ビル最上階の有休スペースをパブリックな空間と捉え、地元事業者や市民が集い“一緒につくる場”として日常的な賑わいを生み出している。

経緯とその成果

駅ビル事業者のコスト負担を抑えつつ、“みんなでつくる”をコンセプトとし、内装の改修は最低限に。合弁会社をハブに地元事業者のコラボレーションを促進するコミュニティカフェをオープンし、これを中核にイベントスペースを併設した。開業後はカフェスタッフ(=コミュニティマネージャー)を中心に、テナントだけでなく地元事業者や駅ビル事業者が自主的に集まるコミュニティ会議を定期的に実施。毎月開催のマーケットイベントは、2019年5月時点で全23回を数え、延べ239組の地元事業者が出店した。さらにカフェ内では、有志が持ち寄りでイベントを企画。現在では、ほぼ毎日イベントやワークショップが行われるなど、自立的運営を実現している。こうした地道な取り組みを続けることで、自然と街のキーマンやアクティブなプレーヤーが集うとともに、行政や観光協会からの認知も高まり、隣接空き区画に「FMクマガヤ」が開局(19年4月)した。

仕様

改修面積:約400㎡ カフェ:約60㎡ ホール:約85㎡ 立地:アズ熊谷6F(熊谷駅ビル:6F建て)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

クマガヤプレイス
https://c.re-write.co.jp/works/kumagaya-place/

審査委員の評価

デザイナーは他地域の高架下スペース再生プロジェクトとして、2016年にも開業運営をチームビルドしグッドデザイン特別賞を受賞している。今回のクマガヤプレイスはエリアリノベーションとして展開され、事業者以外のコミュニティー参画・運営も積極的で求心力の高いフロアーを実現されている。事業全てのメンバーが連帯し運営が重なる事に持続的なプログラムへと育っているのだろう。開発運営と一気通貫する場づくりに共感しています。

担当審査委員| 服部 滋樹   近藤 ヒデノリ   平林 奈緒美   山出 淳也   山崎 亮  

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