GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2019

GOOD DESIGN|グッドフォーカス賞 [地域社会デザイン]

受賞対象名
カードゲーム&書籍 [SDGs de 地方創生カードゲーム/書籍:持続可能な地域のつくり方]
事業主体名
特定非営利活動法人イシュープラスデザイン/ 株式会社プロジェクトデザイン
分類
地域・コミュニティづくり
受賞企業
特定非営利活動法人イシュープラスデザイン (東京都)
株式会社プロジェクトデザイン (富山県)
受賞番号
19G181355
受賞概要
2019年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

SDGsの本質を理解し、地方創生やまちづくりに主体的に取り組む人材育成を目的としたSDGs × 地方創生は、行政役と住民役に分かれ、対話や協働を学びながら持続可能な地域の未来を創造、体感、シミュレーションするカードゲームと、具体的な方法論を集約した書籍によって、体験・知識両面を満たすことをゴールにデザインされました。

デザインのポイント
1.それぞれに自分ごと化しづらいSDGsと地方創生の本質をカードゲーム(体験)と書籍(知識)に集約した点
2.多種多様な地域の課題に柔軟に活用できるよう、誰もが再現可能な「サイエンス」を意識してデザインされた点
3.体験の場も知識習得の場も、キービジュアルから図表まで、世代を越えて直感的にわかりやすくデザインした点
プロデューサー

特定非営利活動法人イシュープラスデザイン 代表理事 筧裕介+株式会社プロジェクトデザイン 代表取締役 福井信英

ディレクター

特定非営利活動法人イシュープラスデザイン ディレクター 小菅隆太、佐藤理恵+株式会社プロジェクトデザイン ディレクター 広部志行、竹田法信

デザイナー

特定非営利活動法人イシュープラスデザイン デザイナー 白木彩智、栗崎心、稲垣美帆、土屋はるな+株式会社プロジェクトデザイン デザイナー 嶋田 潤一+名古屋芸術大学 准教授 水内智英

詳細情報

https://sdgslocal.jp/

プロジェクト開始
2019年1月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

2015年に国連で採択された持続可能な世界を実現するための17ゴールと169ターゲットを明確にした「SDGs」と、国家戦略であるまち・ひと・しごと創生法に基づき各地で展開されている「地方創生」。そのどちらとも言葉は知っていても本質を理解する機会にはなかなかめぐり合えません。SDGsの視点から見た世界も、地方創生の視点から見た日本国内も、社会や地域には行政と民間、組織内での縦割り、過去現在未来、地域と地域、世代間、ジェンダーなど様々な分断が存在し、対立構造の事例に枚挙に暇がないのが現代です。個々の立場や領域を超え、持続可能な社会や地域の未来をともに見つめた実践は、どのようにしたら実装されてゆくのか。異なる領域で活動をしている一人ひとりが社会や地域全体に目を向け、その持続可能性を高め、誰一人取り残されない未来を創造するためには何が必要なのか。そうした課題意識から本デザインは構想されました。

経緯とその成果

「SDGs de 地方創生」カードゲームは、SDGsや地方創生の体験的な理解を目標にするとともに、地域で使いやすいツールとなることを目指し全国の様々な課題解決事例を盛り込み、対話や行動を起こすことでまちの未来の変化を体感できる「熱狂を生むデザイン」にこだわりました。ゲーム後は行動を振り返り気づきを深化させるプログラムにすることで、個々の目標だけでなく、全体を意識しながら対話や協働を進める重要性に気づいてもらえる場の創出を実現しています。カードゲームは、全国各地で実装されており、実際に地方創生やまちづくりに活かされて来ています。書籍「持続可能な地域のつくり方」は、SDGsや地方創生の本質理解を促進できるよう背景にあるローカルイシューを体系化したほか、すぐに使える知識をわかりやすくまとめたことで、まちづくりバイブルとして、様々なステークホルダーから好評を博しています。

仕様

カードゲーム:地方創生やまちづくりに関わるマルチステークホルダー(住民、行政、地元事業者など)を対象としたシミュレーションゲーム体験会の実施と、公認ファシリテーター育成プログラム/書籍:A5変形判(210mm x 134mm) 424頁

どこで購入できるか、
どこで見られるか

カードゲーム:SDGs de 地方創生WEBサイト/書籍:全国の有名書店、英治出版・専門WEBサイト
SDGs de 地方創生 WEBサイト
持続可能な地域のつくり方 英治出版WEBサイト

審査委員の評価

SDGsも地方創生も、持続可能な地域社会の実現を目指そうとする点において、本質的なゴールはとても似ている。地域ごとに異なる課題と向き合い、関わる一人一人自らが未来を考え、描くことが重要だ。しかしながら、現在全国で叫ばれる地方創生の実態は、他地域の成功モデルをそのまま持ち込み、より一層地域の画一化が進むことも少なくない。本プロジェクトは、そのような実態に対して、具体的かつ高い完成度で作られている極めて優れた取り組みとして評価した。今後、子どもたちにも広く普及していくことを望む。

担当審査委員| 服部 滋樹   近藤 ヒデノリ   平林 奈緒美   山出 淳也   山崎 亮  

ページトップへ