GOOD DESIGN AWARD

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2019

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

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受賞対象名
複合ビル [渋谷ストリーム]
事業主体名
東急(株) 鈴基恒産 名取康治 名取政俊 山善商事 叶不動産 渋谷丸十池田製パン 清風荘平野ビル
分類
商業のための建築・空間
受賞企業
東急株式会社 (東京都)
株式会社東急設計コンサルタント (東京都)
シーラカンスアンドアソシエイツ (東京都)
受賞番号
19G141045
受賞概要
2019年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

旧東横線渋谷駅跡地及び周辺敷地を活用した大規模複合施設。国道246号により分断された渋谷駅南側エリアに歩行者ネットワークを整備して新たな人の流れを作ること、官民連携で渋谷川を再生・整備し、魅力的な都市環境をつくること、クリエイティブワーカーに選ばれるビジネス環境を整備し新たな次代の流れを生み出すことがテーマである。

デザインのポイント
1.アクティビティに満ちた地表から空へグラデーショナルに繋がる。周辺との調和を図り、圧迫感を緩和する。
2.デッキに繋がる半外部の歩行者貫通通路。鉄道の記憶を継承し、光や風が通り抜けるポ-ラスで快適な空間。
3.地下2階から地上2階まで接続するアーバン・コア。地下2階に繋がる吹抜は、地下空間に自然光を落とす。
プロデューサー

東急株式会社

ディレクター

東急設計コンサルタント 遠藤郁郎 酒井良仁

デザイナー

シーラカンスアンドアソシエイツ 小嶋一浩 赤松佳珠子

詳細情報

https://shibuyastream.jp/

利用開始
2018年9月13日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都渋谷区渋谷三丁目21番3号

受賞対象の詳細

背景

本プロジェクトにおいては、概要にも記載のとおり、歩行者ネットワークの整備と官民連携による渋谷川の再生、クリエイティブワーカーの聖地がコンセプトであり、これらのコンセプトを繋ぐデザインが求められた。 また、本敷地は旧東横線の渋谷駅であった場所であり、美しいカーブを描く軌道とホーム、そしてかまぼこ屋根の大らかな風景が多くの人びとの記憶に刻まれている。 日常的に慣れ親しんできた記憶を継承し、この場所が持つポテンシャルを未来へ繋げること。渋谷の持つ界隈性やストリートの魅力を増幅すること。谷地形に対して、複雑に交錯する様々なアクティビティ、多様なスピード感が交錯する真っただ中にいるダイナミズムと、ここに流れる風・渋谷川の音そのものを感じること。この場所で感じる心地良さをつくり出すことを目指した。

経緯とその成果

旧高架橋の一部をそのまま再利用しながら旧東横線の線路線形を踏襲したポーラスな半外部の貫通通路「ストリーム・ライン」。渋谷のスケールにブレイクダウンした路面店のような店舗ボリュームは、吹き抜ける風や光の移ろい、街の喧噪や再生された渋谷川の流れを感じる路地のような抜けとテラスを生み出して、渋谷から代官山へと新たな人びとの流れをつくり出す。明治通りのアーバン・コア側からは、アイコンとなる大階段が「ストリーム・ライン」を経由し、将来的に桜丘町に抜けるルートにもなる。そして、インダストリアルで即物的な素材感の仕上げの中に、ストリームイエローのエスカレータを配置し、都市スケールで現れる立体的な経路(歩行者ネットワーク)を可視化した。渋谷ストリームは、人びとが滞留できる居心地のよい場所であると同時に、街のあらゆる方向に向かって人びとの流れをつくり出すハブとしても機能している。

仕様

【地権者建物敷地含む】敷地面積:7,109.93㎡【A,B-1,C-1,D棟の合計】敷地面積: 6,720.45㎡ 建築面積: 6,325㎡ 延床面積:115,988㎡ 【B-1棟】構造:S造(一部RC造 一部SRC造) 階数:地下4階 地上35階 塔屋1階

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都渋谷区渋谷三丁目21番3号
渋谷ストリーム

審査委員の評価

渋谷の再開発の一角を担うオフィスと商業の複合施設。敷地は代官山に繋がる旧東急東横線の線路と駅の上、隣に渋谷川、地下鉄やペデストリアンデッキと繋がった様々なコンテクストが重なった場所に建つ。建物は、これらのコンテクストを引き受けるようにしてデザインされており、ペデストリアンデッキは建物内部にそのまま引き込み、渋谷川には大階段で繋げ、代官山側にも通り抜けられるようになっている。商業施設としては暗い照明がまさにストリートとしての雰囲気を生み出している。

担当審査委員| 永山 祐子   浅子 佳英   林 厚見   山梨 知彦  

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