GOOD DESIGN AWARD

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2019

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
リストバンド [バイオデータバンド]
事業主体名
Biodata Bank株式会社
分類
スマートウォッチ
受賞企業
Biodata Bank株式会社 (東京都)
受賞番号
19G010011
受賞概要
2019年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

さまざまな環境変化により2010年から増加傾向にある熱中症。自分では気づきにくい体調の変化を手軽に知ることができ、熱中症を未然に予防するウェアラブルデバイス。 パーソナルセンシング技術で熱中症の主な原因である深部体温情報を、独自のアルゴリズム「熱ごもり指数™」によるリスクアラートで熱中症危機を未然に知らせます。

デザインのポイント
1.手軽な価格と仕様、使用後は回収して再利用可能
2.人を選ばない1サイズデザイン
3.企業やイベントなど使用用途に応じて選べるバンドカラー
プロデューサー

Biodata Bank株式会社 代表取締役社長 安才武志

ディレクター

Biodata Bank株式会社 代表取締役社長 安才武志

デザイナー

ドーグデザイン プロダクトデザイナー 小池和也

詳細情報

https://biodatabank.co.jp/

発売予定
2019年6月
価格

オープンプライス

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

背景

地球温暖化などによる気候変化に伴い、各地で記録的猛暑が報告される近年、イベントや旅行、災害復興ボランティアなどの活動も盛んになり、熱中症患者数も増加傾向にあります。また、今後日本ではオリンピック、万博など、国際的注目度の高いイベントに対し、環境の異なる海外からの来訪者の熱中症リスクも高まります。現状、一般的な熱中症予防策は注意喚起や塩飴、清涼飲料水の配布といった方法しかなく、心拍や体表面温度を計測する従来のウェアラブルデバイスは熱中症の主な原因とされる深部体温との相関が弱く、製品自体が高価のため普及が進みませんでした。そこで、一般普及を目指し、深部体温と相関性の高い「熱ごもり指数™」を計測するセンサを独自で開発、適正価格で提供可能な仕様とすることで、手軽に熱中症リスクを未然に且つ精緻に知ることができます。また、使用後は回収、点検しバンドを交換すると繰り返し再利用が可能となります。

経緯とその成果

不特定多数の人が利用し、配布できる安価な仕様で、正確にセンシングするために腕と本体の間に隙間を開けず密着させることが必要でした。どのような仕様にすればそれらの要件を満たすことが出来るか、生地や軟質樹脂やアパレル部材などあらゆる素材を集め、プロトタイピングと着脱実験をを重ねていく中で、安価で、正確なセンシングのための密着と部品点数を減らすことの両立が可能な、結束バンド等に使われる面テープを採用しました。屋外で着用する事を考慮して片手で着脱できる事と、小さな子供から大柄な大人まで着用できる仕様にし、本体の形状はバンドを腕に一周巻くことを誘導するような形状にしました。幅広く採用されることで熱中症リスクの周知に寄与できることを願っています。

仕様

本体サイズ:5.5cm×2.2cm×1.7cm 本体材質:ポリプロピレン バンドの長さ:32cm バンドの材質:ポリプロピレン

どこで購入できるか、
どこで見られるか

バイオデータバンド ホームページ

審査委員の評価

熱中症は命にも関わる危険な状態ということはほとんどの人が頭でわかっていても、つい無理をしてしまったり、まわりが気づくのに遅れてしまうということも起こりうる。このバンドは、熱中症の兆しを可視化し、危険を未然に回避する手段として期待が持てる。社会のニーズを的確に捉える一方で、多くの人に気軽に手を伸ばしてもらえるようなコスト面での努力もなされている。使用後は回収して再利用も可能とのこと、様々な社会問題に取り組む姿勢も評価された。

担当審査委員| 濱田 芳治   佐々木 千穂   ムラカミ カイエ   吉泉 聡   Somchana Kangwarnjit  

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