GOOD DESIGN AWARD

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2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
知育玩具 [LITTLE TOKYO DRIVE]
事業主体名
トヨタ自動車株式会社
分類
教育・推進・支援手法
受賞企業
トヨタ自動車株式会社 (東京都)
株式会社電通 (東京都)
受賞番号
18G161220
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

LITTLE TOKYO DRIVEは、①地面の色に応じて走り方が変わる電子基板を使ったクルマのデザイン、②4色の地面パネルの組合せによる走り方の設計、という2つのデザインプロセスからなる知育玩具です。「未来の小さな街・リトルトーキョーをドライブする」という世界観のもと、未来の街にはどんなクルマが走っているだろう?という子どもたちの想像力を引き出します。未来を生きる彼らのために、クルマを考えて形にする「ものづくりの創造力」と、自動運転をモチーフに動き方を制御する「プログラミング発想」、そしてそれらを使って自分で新しい遊び方を生み出す「ルールづくりと世界観の想像力」を育むデザインを目指しました。

プロデューサー

トヨタ自動車株式会社 未来プロジェクト室+株式会社電通

ディレクター

株式会社電通 竹内祐太+トヨタ自動車株式会社 未来プロジェクト室 山根有紀也+東京大学 山岡潤一

デザイナー

株式会社電通 竹内祐太、堀越理沙、江波戸李生+東京大学 山岡潤一

利用開始
2018年3月
価格

0 ~ 20,000円 (ワークショップの形式によって変動します。)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

自動運転・プログラミング発想をモチーフに、遊び方を自分で見つけ、自ら考える余白が設計された知育玩具

背景

「つくりたいものをつくる」 それは技術者の原点です。子どもたちに向けたSTEM教育の重要性が叫ばれている今、ものづくりのスキルだけでなく、「つくりたい」という気持ちをこそ大切にすべきだと私たちは考えました。 クルマ離れと言われる中でも「子供の頃はクルマが大好きだった」という声はよく耳にしますが、「クルマ」というモチーフは子どもたちの「つくりたい」というモチベーションを引き出すことにもっと貢献できるはず。そして、昨今急激に議論が進んでいる「自動運転」という未来のテクノロジーは、子どもたちが未来のまち・ひと・クルマのあり方を想像し、形にするためのプログラミング発想を学ぶための絶好のモチーフとして活用できるはず。人と社会と自動車のあり方が大きく描きかわりつつある今だからこそ、クルマを通じた新しい遊びや学びを提供したい。そんな想いから、これらのデザインは生まれました。

デザイナーの想い

クルマは、移動という価値だけでなく、クルマの外形や走り方、誰とドライブするかなど多面的な価値を持ちます。そんなクルマの持つ多面性をフックに、子どもたちが自分の頭で考え、何かを形にする原体験を作りたい。そこで大切にしたのは「自分の頭で考えるための余白が設計されたプログラムづくり」。ファブリケーションや創作活動支援を専門にする東京大学大学院情報学環・山岡潤一特任助教との連携のもと、出来る限りシンプルなプログラム構成にすることで、クルマ自体のデザインから、街や動き方のデザイン、遊び方のルール作りまで、子どもたち自身が能動的に楽しみながら考え、自由に工夫できる「発明の原体験づくり」を目指しました。子どもたちが、大人たちやマニュアルの「こうしなさい」という指示に従ってスキルを習得するのではなく、自分の「つくりたい」という気持ちに従って自由にモノや遊び方を生み出していけるようなデザインを心がけました。

仕様

【自動運転をモチーフに、ものづくりの創造力とプログラミング発想を育む知育玩具+ワークショッププログラム】対象年齢6歳以上。地面の色に反応して走り方が変わる電子基板をベースに、自分だけのクルマを作り、4色の地面パネルを入れ替えクルマの動き方を設計します。PCやアプリを敢えて使わないことで、単なるスキルではなく、子どもの「つくりたい」という気持ちと「動き方を考える」というプログラミング発想を育みます。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

出展:ワークショップコレクションin福岡2018 「未来のクルマをつくってみよう」
取材:西日本新聞 2018/4/24朝刊「遊んで学ぶものづくり こども記者、ワークショップに参加」

審査委員の評価

プログラミング教育の必修化が2020年となった今。様々な方面でのプログラミング教育プログラムが行われ始めている。アプリを使ったモノは一般的に普及し始めているが、トヨタ独自の視点がこのリトルトウキョウドライブとして開発された。ワークショップ形式で行われるが、街・未来・車・交通・社会と与えられた要素が創造性を膨らませてくれる。ここからの応用が益々期待されるだろう。

担当審査委員| 岩佐 十良   伊藤 香織   太刀川 英輔   並河 進   服部 滋樹  

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