GOOD DESIGN AWARD

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2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
ブランディング [Osaka Metro]
事業主体名
大阪市高速電気軌道株式会社
分類
ブランディング・CI/VI
受賞企業
大阪市高速電気軌道株式会社 (大阪府)
受賞番号
18G131095
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

公営から民営の地下鉄として開業した「Osaka Metro」のブランディング。老若男女の生活者、海外からの来訪者などあらゆる利用者の移動をスムースに支える役割を担いつつ、大阪の新しい顔として存在するように。また社員が新会社に誇りを持ち、明快な行動指針のもと活動できるように。アウター、インナー両面からのブランディングを行なった。ブランドコンセプト、愛称ネーミング、コーポレートスローガン、シンボルマーク、ブランドブックを開発・制作。愛称とシンボルマークは、駅舎サイン、車両、駅員襟章などに展開した。またこれらが、街の風景や日常に溶け込むことでブランド醸成に寄与している。

プロデューサー

株式会社日本デザインセンター プロデュース第2室 早坂康雄、星野谷晃+ジェイアール東日本企画 関西支社

ディレクター

株式会社日本デザインセンター 色部デザイン研究室 色部義昭

デザイナー

株式会社日本デザインセンター 色部デザイン研究室 松田紗代子、オンスクリーン制作室 後藤健人

色部義昭ポートレート

利用開始
2018年4月1日
設置場所

大阪府大阪市内およびその周辺地域

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「Metro」の「M」の中に「Osaka(大阪)」の「O」を内包した、立体的で動くシンボル。

背景

利用者、職員(トップ層・一般職員)インタビューを経て、以下が重要であることがわかった。安全安心に走り続けること。民営化により新チャレンジを行うが基幹事業はあくまで地下鉄であること。大阪を活気づける存在でありたいこと。さらにスムースな移動に加えた快適さ、愛着を持てる個性なども求められていた。また、海外旅行者数の増加率が世界一の大阪は(Mastercard Destination Cities Index/2017年)、急激な国際化が進んでおり、訪日客への理解しやすさも必要とされていた。これらを踏まえ「走り続けるために、変わり続ける。(Change to Run)」と「走り続けながら、変わり続ける。(Run and Change)」の意味を持たせたCI活動の基軸となるブランドコンセプト「走り続ける、変わり続ける。」が策定された。デザインは、このコンセプトをもとに設計されている。

デザイナーの想い

公共性の高い鉄道事業であること、独自の文化を持つ都市 大阪であることを造形に集約した。ブランドのあるべき姿を描き出すために、利用者や職員へのインタビュー、国内外の地下鉄のシンボルの調査、路線図とシンボルの関係性の検証など、実際のデザイン以前の段階にも多くの時間を割いた。Mをモチーフにした動くシンボルは、昨今、地下鉄車内や駅構内でデジタルサイネージの環境が整っていることを踏まえ、ここで活用されることを考慮し、作成した。地下鉄入り口や駅構内の大きな看板でもスマートフォンのような小さなデバイス上の地図でもクリアに表示されることも意識している。

仕様

大阪府大阪市内およびその周辺地域で地下鉄および新交通システムを運営する鉄道・軌道事業

どこで購入できるか、
どこで見られるか

大阪府大阪市内およびその周辺地域のOsaka Metro各駅
Osaka Metro公式サイト

審査委員の評価

動きと奥行きを強く意識させながらも、平面のデザインとしても完成度が高いシンボルマークである。プロモーション映像では一本のラインが螺旋に変化しながらMを表現し、向きが変わることでOが現れる。この一連のスムーズな動き全体がマークの示すコンセプトであると捉えることもできるだろう。このような動きを内包したビジュアルデザインは、デジタルコンテンツ時代にも相性が良い。まさにこのシンボルマークはこれからの新しいデザインアプローチのあり方を示している。

担当審査委員| 鹿野 護   河瀬 大作   平林 奈緒美   水口 克夫   水口 哲也   Chi mei Chang  

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