GOOD DESIGN AWARD

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2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
展示会 [2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展]
事業主体名
特定非営利活動法人ピープルデザイン研究所
分類
個人・公共向けの意識改善
受賞企業
特定非営利活動法人ピープルデザイン研究所 (東京都)
受賞番号
16G151156
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

障害者をはじめとするマイノリティや福祉そのものに対する「心のバリア」を取り除こうと、2014年より毎年11月に、渋谷区と超人スポーツ協会との共催で、渋谷ヒカリエを中心に開催している展示会。思わず「カッコいい」と使ってみたくなるデザイン、大きなイノベーションを期待させてくれる「ヤバイ」テクノロジーを備えた福祉機器を展示、体験できるほか、従来の福祉の枠に収まらない魅力的なプレゼンターたちが日替わりで登場するシンポジウムも開催。また渋谷の街中では、ファッションショップとのコラボレーションやモビリティツアーなどのイベントも実施。2020年、渋谷発の超福祉の日常をリアルに感じてもらえる展示会イベント。

プロデューサー

特定非営利活動法人ピープルデザイン研究所 代表理事 須藤 シンジ

ディレクター

特定非営利活動法人ピープルデザイン研究所 理事 松岡 一久、広瀬 郁、左京 泰明

デザイナー

MUZIKA design studio 戸取 瑞樹+upsetters architects 岡部 修三、吉川 友司+Fanclub. 北 道高

左から)戸取 瑞樹、岡部 修三、北 道高

詳細情報

http://www.peopledesign.or.jp/fukushi/

第1回目の開催年月
2014年11月
販売地域

日本国内向け

設置場所

渋谷ヒカリエ8F「08/ハチ」、「01/COURT、02/CUBE1,2,3」

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

ダイバーシティ(多様性)の実現に向けて、文化創造性に富んだ渋谷という街を媒体に、国内外に向けて発信

背景

高齢者・障害者向け福祉機器は未だ医療用具の域を出ず、多大なスティグマ=心のバリアを有しているがゆえに、彼らの外出=社会参加への機会や社会への”外出”意欲をも阻んでいると考える。当展示会を通して、現在の保険拠出を前提にした電動車椅子や義手義足などの福祉機器を、経済の視点・力学を活用して、デザイン性に優れた高感度な消費財として提案し、新たな"マーケット"を生み出していく。

デザイナーの想い

会場デザインだけに納まらない、社会的な意義を追求する総合的な取り組みは、街との関係を築きながら新しい可能性を模索している。コピーやクリエイティブディレクションでは、ふだん福祉と関わりのない人の知識量や言葉の印象を意識し、言葉でもハードルを取り除くことを意識した。このイベントに触れることで、マイノリティとマジョリティが隔てなく、 "心のバリア" を取り除くことに関心を持つきっかけになればと思う。

企画・開発の意義

社会保障費の受け手である障害者・高齢者のみならず次世代へも購買意欲を喚起していくことで、タックスイーターからタックスペイヤーへのパラダイムシフトを狙う。消費のマーケットやそこに至る技術開発上のイノベーションを大手企業と協働しながら喚起していく。機器やサービスに"あこがれ"を想起させることで、障害者や高齢者の方々に対し、また福祉やマイノリティに対しての ”心のバリア” をクリエイティブに壊していく。

創意工夫

人にはそれぞれパーソナリティがあり、それらが並ぶと“違い”となる。その“違い”を受け入れ、混ざり合うことで“ダイバーシティ(多様性)”が生まれる。キーヴィジュアルは、その“ダイバーシティ(多様性)”をテーマにしている。 敢えてモノクロームで表現することにより、被写体の表情と内面、パーソナリティをより強く引き出すことを目指した。展示会場では、イベントのメッセージ性を色に置き換え、什器、壁面、ビジュアル、備品に至まで会場全体を意識づける空間構成としている。更に駅前広告、アパレルショップのファサード、最新モビリティによるツアーなどのコンテンツが実際の街に飛び出すことで、「街全体を会場」として位置づけ、イベントが同時多発的に連動する仕掛けを提案した。

仕様

2014年より、毎年11月中旬の1週間、渋谷区の商業施設「渋谷ヒカリエ」8F をメイン会場として開催している展示会。「カッコいい」デザインや、「ヤバイ」テクノロジーを備えた福祉機器の展示・体験ほか、様々なジャンルのプレゼンテーターが登壇するシンポジウムも開催。また、同時期に渋谷の街中にて、ファッションショップとのコラボレーションや、モビリティツアーなどのイベントも開催。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

渋谷ヒカリエ 8F「08/ハチ」、「01/COURT、02/CUBE1,2,3」
2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展
特定非営利活動法人ピープルデザイン研究所 HP
特定非営利活動法人ピープルデザイン研究所 facebookページ

審査委員の評価

「福祉を超える」というコンセプトが具現化されているばかりか、それ以上にかっこ良く見える点が素晴らしい。よく福祉は「ふ」つうの「く」らしの「し」あわせと言われるが、福祉が「ふつう」を超えてもいいんじゃないかという視点は斬新である。

担当審査委員| 五十嵐 太郎   岩佐 十良   藤崎 圭一郎   並河 進   山崎 亮  

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