GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
介護食 [そふまる]
事業主体名
名阪食品株式会社
分類
食品、パッケージ
受賞企業
名阪食品株式会社 (奈良県)
受賞番号
16G121002
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「そふまる」は名阪食品が開発したやわらか食です。素材の見た目や味を残しつつ、歯茎でもつぶせる程のやわらかさを実現した商品です。噛むことや飲み込むことが難しくなると、刻んだり、つぶしたりして見た目を損ないますが、「そふまる」は、食品本来の見た目を残しながら、食べやすいように配慮しました。召し上がられる方に、「おいしそう」と笑顔で自発的に食事を楽しんでいただきたいとの想いを込めて開発致しました。

プロデューサー

名阪食品株式会社 代表取締役社長 清水克能

名阪食品株式会社 代表取締役社長 清水克能

詳細情報

http://www.meihan-shokuhin.co.jp

発売
2013年6月
価格

140 ~ 2,250円 (定番商品:個包装用(肉・魚)460円、個包装用(野菜)140~250円、業務用(肉・魚)1000~2250円、業務用(野菜)500~800円、ソフトもち12枚360円、36枚1080円 ※税抜き表示)

販売地域

日本国内向け

仕様

定番商品:個包装用(肉・魚)40~80g、個包装用(野菜)50g、業務用(肉・魚)240~630g、業務用(野菜)250g、ソフトもち12枚入り96g、36枚入り288g

受賞対象の詳細

背景

高齢者施設では、咀嚼や嚥下が困難な方へ「きざみ食・ミキサー食・再形成食(食材をミキサーにしたものをゲル化剤などで固めたもの)」が提供されています。これらの食事は過去に食べた経験がなく、食物の認識ができにくいという現状があり、誤嚥の危険もあることが言われています。給食サービスを提供する会社として、安全で笑顔あふれる食事をという想いから、食材の見た目を損なわない介護食提供を目指し、研究を開始しました。

デザインコンセプト

摂食嚥下に障害があっても「おいしそう」「食べたい」という想いを叶えられる介護食を作ること

企画・開発の意義

食事は、味・香り・見た目が大切な要素です。中でも最初に感じる見た目は、食欲の増進につながり、摂食の準備として大切です。噛むことや飲み込むことが難しくなった時、ペーストの食事や胃ろうという選択肢だけではなく、最後まで食べる尊厳を継続できる支援を介護食で叶えたいと思いました。見た目がおいしそうで食欲がわく介護食なら、お客様が過去に食べた食事を思い出し、食べる力を引き出す可能性があると考えました。

創意工夫

自然由来の酵素を使用し、繊維を分解することでやわらかさを実現しています。形が維持できるギリギリのやわらかさで、かつ、すべての繊維を分解するのではなく、食べた時の満足感も得られるように繊維感を残す工夫をしました。また、食材をただ軟らかくするだけではなく、口の中のべたつき(付着性)や、まとまり(凝集性)にも配慮しました。毎日食べても飽きのこないメニュー展開をすべく30商品以上のラインナップを揃えました。介護する方や召し上がられる方にとっても、調理が簡単で負担の少ない商品になるよう、電子レンジで温めるだけですぐにお召し上がりいただける商品づくりを目指しました。

デザイナーの想い

食べることはいきること。生命活動を維持するだけの食事ではなく、「美味しそう」「食べたい」と思うことで、生きる活力となり、活き活きとした生活が送れるのだと考えています。普段は介助が必要な方が自ら食事を食べようとする、普段はむせるのにスムーズに飲み込める、そんな食事の力を感じられ、みんなが笑顔になれる介護食を目指しました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

名阪食品へのお問い合わせ、楽天
名阪食品ホームページ
楽天市場

審査委員の評価

あらゆるものにおいて見た目のデザインが大切なように、食べ物においても見た目は大切な要素だ。そこに着目してデザインをしたことで、驚くほど多くの可能性を生み出しており、見た目だけではなく、内容にも真摯に取り組む姿勢が評価された。

担当審査委員| 齋藤 精一   色部 義昭   喜安 政幸   平林 奈緒美   Ming-Lung Yu  

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