GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
銀座芋人 [銀座芋人]
事業主体名
NPO法人銀座ミツバチプロジェクト
分類
食品、パッケージ
受賞企業
NPO法人銀座ミツバチプロジェクト (東京都)
受賞番号
16G120988
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

銀座芋人は銀座の屋上でサツマイモを育て、ヒートアイランドを抑止するとともに、出来たサツマイモを焼酎にしようということで出来た商品です。銀座近辺の農に触れたことのない素人が農作業を行う、新しい都市の在り方をオリンピックに向け世界の人たちに見せていこうと昨年から始めました。もちろん小指みたいなサツマイモがいっぱい出来たけれど、想いのこもった、極上イモならぬ屋上イモ。銀座産は残念ながら10%しか採れなかったけど毎年パーセンテージを上げていく予定です。銀座のイモと未来をImogine(imagine)しましょう!

デザイナー

天宅正+小野慶輔写真事務所 小野慶輔+株式会社ハッケヨイ制作所 鎌田健作

発売
2016年4月27日
価格

3,000 ~ 5,000円 (25度3000円、33度5000円)

販売地域

日本国内向け

設置場所

松屋銀座、銀座三越

仕様

焼酎なのにシャンパンのようなデザイン。305mm*80mm。重量1250g。容量720ml。

受賞対象の詳細

背景

銀座ミツバチプロジェクトは銀座の屋上でミツバチを飼い、採れたはちみつを銀座の中でスイーツやカクテルにしていただいている団体です。11年前から開始し、今では年間1トンほどはちみつをご提供させて頂いております。その中でミツバチが遊びにいける花畑や野菜畑を作ろうと賛同いただいた企業やオーナーの皆様がビーガーデンという屋上緑化を始める運動が始まりました。そこで思いついたのがこの焼酎プロジェクトです。

デザインコンセプト

芋人という泥臭い名前にもかかわらずシャンパンのような気品あふれる佇まいで銀座らしさを表す

企画・開発の意義

屋上を緑化しなければならないと大勢の方が知っているけれど、現実ほぼ全ての屋上は最初の検査用に芝生を植えてその後耕作放棄地となっています。また、銀座は地価も高く、公園を作るということは現実的ではありません。屋上がヒートアイランドを防ぎ、芋人同士がつながり、公園のようなコミュニティスペースになる可能性を秘めるプロジェクトです。

創意工夫

企画としてはサツマイモを植えるという段階から焼酎までのゴールはありました。その中でどこで採算をあわせるかという問題がありました。屋上を貸してくれる仲間達を集め、そのサツマイモはそのビルや企業の皆様が丁寧に育てつつ、最後は銀座ミツバチプロジェクトにタダで収穫、提供していただくことになりました。これは収益事業ではないという全員の共通認識の下、デザイナーの天宅氏も既製品などを活用していただき、極力コストを抑えるようにお願いしました。ロットが少なく、単価も上がってしまいましたが販売し始めてから大勢のかかわった皆様が我先にと買っていただくまさに芋人の企画どおりのすばらしいプロジェクトになりました。

デザイナーの想い

銀座ミツバチプロジェクトの持つ「洗練された遊び」を体現したかった。コピーライターと様々なアイデアをブレーンストーミングし、「プランター銀座」など洒落を入れた名前を数々考え、最終的に銀座ミツバチプロジェクトメンバーと話し合い、Ginza Imogineに決まった。そこから世界観を崩さぬようボトルや書体を考案し、提案した。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

松屋銀座地下一階酒売り場、銀座三越地下三階酒売り場
松屋銀座
銀座三越

審査委員の評価

「銀座で芋」という遊び心が多くの共感を集めた。都会のビルの屋上には、大人をワクワクさせる何かがある。屋上に瓶が1本だけ置かれたチラシのデザインは、そんなことを呼びかけているようだった。芋畑の土や緑を敢えてモチーフにしなかったところが見る人のイメージを広げている。「銀座のハチミツ」とはまた一つ違った都会の屋上の魅力を再発見して楽しませて欲しい。イモ作りに参加する人が増え、外国人観光客に日本の焼酎文化を紹介する活動につながっていくことも期待したい。

担当審査委員| 齋藤 精一   色部 義昭   喜安 政幸   平林 奈緒美   Ming-Lung Yu  

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