GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
オフィス [PORT株式会社 オフィス]
事業主体名
ポート株式会社
分類
業務用内装・インテリア
受賞企業
ポート株式会社 (東京都)
受賞番号
16G110939
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

宮崎県日南市の油津商店街のアーケード内に東京に本社のあるPORT INC.のサテライトオフィスを計画。人口約5万人の日南市と一体となり、雇用創出と商店街の再生事業を進めていくプロジェクト。IT企業の事務職といった人気が高く、場所に捉われない職種のサテライトオフィスを構築し、商店街と共に地方創生の役割を担っていく。

プロデューサー

ポート株式会社 代表取締役CEO 春日博文

デザイナー

コクヨ株式会社 チーフディレクター 鹿野喜司

コクヨ株式会社 クリエイティブセンター 鹿野喜司

利用開始
2016年4月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

宮崎県日南市岩崎3-9-5-1

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「WORK-TRIP-GALLERY」旅するように楽しみながら働くギャラリーオフィス

背景

自社の事業拡大に向けてサテライトオフィスの計画。オフィスの計画をするにあたっても会社の理念でもある「未来のアタリマエづくり」をするべく、日本の地方創生のモデルケースづくりをテーマに日南市と提携。人口約5万人で人口流出が続いている日南市に定住者を増やす施策として計画した。

デザイナーの想い

今回の計画は今までの地方の雇用創出施策と違い、IT企業の働き方によって地方創生・商店街再生に取り組むということである。IT企業ゼロの地域に進出し、地域のシンボルとなるため商店街にとっていい意味で違和感をつくりたいと考えた。商店街という魅せる文化に着目し、ギャラリーとしてオフィスを捉えることでより多くの地域の方々や観光客にWORK-TRIPという働き方を感じて頂きたいと思った。

企画・開発の意義

地方でも人気の高いIT企業の事務職(メディアコンテンツの製作・編集業務)を現地採用し、日南市の人口流入に貢献。また、復興中の商店街と共同で取り組み、商店街のアーケード内にオフィスを構築。WORK-TRIP-GALLERYというコンセプトの基、旅するように楽しく働く魅力を公開し、働く場のシンボルを目指すことで更なる企業誘致と若者への働く魅力発信を生みUIJターンの促進を目指している。

創意工夫

オフィスは地域の中心となるべく復興中の商店街のアーケード内に計画。20年間もの間、使われなかったアパレルショップを改修し、オフィスへコンバージョンした。オフィスの一部を商店街に開放し、地域の方々に自然と利用いただくコミュニティの場として計画。商店街イベントでも利用されるオフィスは、訪れた方々にその働き方の魅力を伝える場として商店街のシンボルを目指した。空間は時間を主張する既存の躯体とホワイトを基調とした空間の対比をGALLERYの背景とし、そこに配置された家具を無彩色としたシンプルな空間でガラス張りのファサードからそこでの活動を商店街に魅せる施設として計画。オフィス内にはアパレルショップのフィッティングルームをイメージした個室を設け、壁面には地域のクリエーターとのコラボ作品や地域をイメージしたアートワークを設置。日南で働く魅力をオフィスデザインから展開し、発信している。

仕様

鉄骨造3階建ての1F部分、約298㎡。 宮崎県油津商店街アーケード内におけるPORT INC.のサテライトオフィス。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ポート株式会社 日南オフィス
ポート株式会社 日南オフィス

審査委員の評価

まるで小さなブティックかカフェのような佇まいの空間は、IT企業のサテライトオフィスとは思えない新鮮さがある。それは、地方都市の商店街という文脈から導かれたものだ。単なるデザインとしてのインテリアではなく、そこに人が集い、働く、その仕組みも含めた介入が、今後の商店街の活性化にとっても大きな牽引力となるだろう。商店街の活性化はこれまでにも様々な試みがなされてきたが、このような多面的な取り組みは、力強い。

担当審査委員| 山梨 知彦   千葉 学   中村 拓志   星野 裕司   Lee Siang Tai  

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