GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
電流プローブ [AC/DCカレントプローブ CT6845, CT6846]
事業主体名
日置電機株式会社
分類
生産・製造用機器・設備
受賞企業
日置電機株式会社 (長野県)
受賞番号
16G080610
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

直流・交流電流を高精度に測定できる開閉型の電流センサ。 メガソーラを代表とする環境エネルギー・新エネルギー分野では、パワーコンディショナの効率改善の研究が進んでいる。そこで使用されるセンサには、大口径・大電流対応、高精度といった要求が高まっている。この電流センサは、太いケーブルや大電流ラインの多条配線の一括クランプが可能であり、高精度に電流を測定することができる。「大口径に対応しながら片手で容易に開閉できる」、「持ち手をどの向きに持っても開閉しやすく、電流の向きをあわせやすい」、「外れにくいロック構造」など、省エネルギー設備の大型化にともなう大電流化に則した開閉型の電流センサである。

デザイナー

日置電機株式会社 CT6845, CT6846開発チーム/技術10課 デザイングループ

詳細情報

http://www.hioki.co.jp/

発売
2015年10月30日
価格

170,000 ~ 200,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

大口径のケーブルでも容易に挟むことができ、広い使用温度範囲を有し高精度な電流センサ

背景

現在、新エネルギー発電システムでは、主に直流電力から交流電力に変換するパワーコンディショナの効率改善の研究が進んでいる。また、太陽光発電(メガソーラー)などのエネルギー設備の大電流化および高効率化、異常試験における瞬時的な電流測定などのために大電流用の高確度クランプ式電流センサの要求が高まっている。

デザイナーの想い

従来、高精度で電流を測定するためには、「配線をはずして貫通型センサに通し、再び結線する」という労力が必要であった。高精度の電流測定をもっと簡単な形でユーザに提供することで、省エネ社会に貢献できればと考えた。

企画・開発の意義

太陽光発電設備のインバータ・パワーコンディショナーの変換効率の評価や燃料電池・非接触給電の評価に使用可能。ユーザの研究開発の目的である「性能改善」に寄与し、結果的には省エネ社会の促進に貢献することができる。

創意工夫

○太いケーブルが隙間無く配線されている場合、隣接するケーブルを片手で掻き分ける必要がある。そういった状態も考慮し、本体を握った状態で開閉レバーを操作できるようにし片手での開閉を容易にしている。○大口径・大電流に対応するとセンサ部分が重くなってしまう。その重量が開閉に悪影響を与えないようレバー長や持ち手部分を適切な形状とした。○大型の省エネ設備では、配線が縦横に張り巡らされ電流の向きもさまざまである。クランプセンサは原理上電流の向きを考慮する必要があるので、持ち手をどの向きに持っても開閉をし易くし電流の向きを合わせやすくした。○外部衝撃や多振動によりセンサが外れてしまわないよう強靭なロック構造としているが、その操作も片手で可能。○耐熱・耐寒性の高い部品を用い、使用温度範囲:-40℃〜+85℃を実現。メガソーラーなどが設置されるさまざまな自然環境に適合し、作業者が安心して使用できる。

仕様

寸法:238(W)×116(H)×35(D)、質量:860グラム(CT6845)、990グラム(CT6846)、測定可能導体径:Φ50mm以下、使用温度範囲:-40℃〜+85℃、定格電流:AC/DC 500A(CT6845)、AC/DC 1000A(CT6846)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

日置電機株式会社
日置電機株式会社

審査委員の評価

片手での操作や、どの向きでも開閉しやすいグリップなど、現場の状況や作業者のニーズが適切に人間工学的に解決されている。また、危険性を内包する機器のリスク回避を黄色とグレーの配色で行うなど視覚効果も活用し総合的に高い完成度でまとめられている。

担当審査委員| 朝倉 重徳   内田 毅彦   加藤 麻樹   青木 俊介   CAI Jun  

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