GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
講義室・共用学習スペース用机 [エルテーブル]
事業主体名
株式会社岡村製作所
分類
公共用の機器・設備
受賞企業
株式会社岡村製作所 (神奈川県)
受賞番号
14G080691
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

無駄な要素を極力省いたシンプルなデザインと、使用時の安定感や収納性など学びの空間で求められる機能を高い次元で両立した講義室・共用学習スペース用机。脚をアシンメトリーに配置した独創的な構造により、テーブル同士を組み合わせるレイアウトの作業や机を積み重ねるスタッキング収納を今まで以上に簡単にしつつ、安定した収まりを実現した。未使用時はコンパクトにスタッキングでき、人数やスペースの広さに合わせて空間の有効利用が可能。スタッキング時の形状の美しさにもこだわった。従来型の講義だけでなく、テーブルを組み合わせて行うグループワーク等、多様化する教育スタイルにも柔軟に対応するテーブルとなっている。

プロデューサー

株式会社岡村製作所 マーケティング本部パブリック製品部 吉田健介

ディレクター

東京工業大学/有限会社安田アトリエ 安田幸一

デザイナー

東京工業大学/有限会社安田アトリエ 安田幸一 + 株式会社岡村製作所 デザイン本部製品デザイン部 荒谷彩子

詳細情報

http://www.okamura.co.jp/catalog/education_vol5/index.html#page=291

発売
2014年1月
価格

42,600 ~ 83,800円 (税抜き価格)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

複雑化する現在の社会において、決まった解決法がない応用的課題に、柔軟かつ確実に対応できる人材の育成が重要性を増している。教育には知識創造型の新しい学習スタイルが強く求められているが、今まで学びの空間は従来の知識伝達型による一方通行の講義には適しているものの、グループワーク等の多目的な学習には適していなかった。そこで、学びの空間のあり方を一から見直し、教育改革につながるようなテーブルを開発した。

経緯とその成果

教室用テーブルの定番となり得るシンプルな美しさと、多様な教育スタイルに応える機能の両立。

デザイナーの想い

講義スタイルの授業、学生同士が議論を交わす授業、グループワークなど、様々な教育スタイルをサポートする新しいタイプのテーブルとなることを願っている。どんな教室空間にもなじむシンプルで飽きのこない美しさと、アクティブな学習シーンで永く使い続けられる堅牢性を兼ね備えることで、これからの大学教室における定番品となることを目指した。

企画・開発の意義

テーブル同士を組合せしやすくする脚形状・配置によりレイアウトの可変性を高め、従来の講義だけでなく、グループワークやプレゼンテーションといった、多様な教育スタイルに柔軟に対応する。また、様々な学びの空間やシーンに調和するよう、シンプルなデザインを心がけた。未使用時は、すっきりコンパクトにまとまるスタッキング収納を追求し、空間自体も整然と美しく保つことを目指した。

創意工夫

天板受けは継ぎ目のないアルミダイキャストを採用し、脚パイプとの連結にはビスが見えない設計を実現するなど、ディテールにまで「シンプル」の思想を宿らせた。取付位置をアシンメトリーにすることでテーブルを並列、コの字型、グループ型など様々な学習スタイルに合わせてレイアウトする際、脚同士の干渉を防ぎ、連結部分のずれも軽減させるなど、機能性を追求。また、豊富な天板サイズに対して脚周りはすべて同じ部品構成で展開できるよう、サイズごとに長さが変わってしまう連結部材は排除。天板と脚部品のみのシンプルな構造を実現しつつ、強度も確保した。連結部材を排除したことで、天板下のスペースを広くとることができ、大きな体格の方や車いすを利用する方のアクセス性を高めた。幕板は人が足をぶつけた際のダメージを抑えるために軽量の樹脂ハニカム材を採用し、可動機能を持たせた。半透明カラーにより、空間に圧迫感を与えないよう配慮している。

仕様

製品寸法 : 4本脚端幕板なし1800W450D天板タイプ 1880W×450D×720H mm 製品重量 : 4本脚端幕板なし1800W450D天板タイプ 22.2 kg

どこで購入できるか、
どこで見られるか

当社常設ショールームにて展示(東京、大阪)
株式会社岡村製作所 ショールーム

審査委員の評価

学習スペースの長机は、単独・組み合わせ・省スペース化など様々なシーンでの使い方が求められる。本製品はそのような様々な使い方に対して、使う人それぞれが適度にフィット感を感じながら運用することのできるテーブルである。アンシンメトリーに配置されたL型を基本とする脚の形状は、テーブル同士の組み合わせや収納時のスタッキングにおいて、パズルを組み合わすかのような心地良さを与え、安定した収まりをつくることを可能としている。またシンプルな印象でありながら、角パイプと丸パイプを組み合わせた脚のデザインなど、意匠面においても評価できる製品である。

担当審査委員| 朝倉 重徳   池村 明生   田子 學   樋口 孝之  

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