GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
炊飯器 [日立IH炊飯器 RZ-VS2M]
事業主体名
日立アプライアンス株式会社
分類
生活家電、音響機器、照明器具
受賞企業
日立アプライアンス株式会社 (東京都)
受賞番号
14G040266
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

少人数世帯に向けた新しいコンセプトの本体分離形IH炊飯器。炊飯実態の調査により、1回の炊飯量が2合から3合以下といった少量炊飯の家庭が多くなってきていることが分かった。また、5.5合炊きの炊飯器で少量を炊くとおいしく炊けないと感じている人が多いことも調査で判明した。本商品では、少量(2合以下)を、「おいしく炊く」「おいしく食べる」ことをコンセプトに、新炊飯方式、断熱構造、本体分離方式などの新しい技術を開発して搭載。デザインにおいても、コンパクト・シンプルで高い質感を実現することで、キッチンを彩る小物としての魅力も狙った。

プロデューサー

日立アプライアンス株式会社 家電事業部 事業部長 松田 美智也

ディレクター

日立アプライアンス株式会社  商品計画本部  デザインセンタ 主任技師 北嶋正

デザイナー

日立アプライアンス株式会社  商品計画本部  デザインセンタ 瀬川教隆,上遠野耕一

詳細情報

http://kadenfan.hitachi.co.jp/kitchen/

発売予定
2014年9月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

コンパクト、シンプル、高品質。

背景

少子高齢化、少人数世帯(1〜2人世帯)の増加などお客さまの変化が進んでいることを背景に、生活実態調査を行い炊飯器の使用実態の把握を行った。炊飯実態では1回の炊飯量の減少、炊飯意識では5.5合炊きの炊飯器で少量を炊くとおいしく炊けないと感じている人が予想以上に多いことが判明した。本商品はこの背景からおいしく少量が炊ける炊飯器の開発をめざした。

デザイナーの想い

お米の消費量は年々減少しているという現実の一方でおいしいご飯が炊ける高級炊飯器や鍋が人気である。今回の実態調査で「おいしいご飯を食べたい時に食べたい分量だけ炊きたい」「炊飯器は置き場に困る」であった。それらのニーズには今の5.5合炊きの炊飯器ではフィットできていないと感じた。少人数世帯の増加も視野に入れ、機能的で美しく2合のおいしいご飯が炊ける炊飯器をめざした。

企画・開発の意義

お客さまの炊飯実態に合った少量炊飯に絞った新コンセプトのIH炊飯器。おいしく炊く技術とともに、炊き立てのご飯を食卓でおいしく食べることで炊飯器の新たな使用シーンを広げる新構造を提案。また、シンプル・高品質な仕上げでインテリアのアクセントにもなるデザインを提供。

創意工夫

小型化:断熱機能と小型化を両立させる為に自社開発のフレックス真空断熱材を採用して本体直径の小型化と軽量化を図った。分離構造:IH加熱台と本体の分離のセパレート構造の新規開発。操作性:炊飯機能に絞ったシンプルな操作部。 おいしさ:自社高級機種と同じ内釜「打込鉄釜」と空気断熱内蓋、自社冷蔵庫で開発したフレックス真空断熱材などの採用で熱を閉じ込めて少量をおいしく炊き上げる。デザイン:小型化はもとよクリアSUSの清潔で高品質な本体。持ち運び時にも傷がつきにくく、食卓に置かれても美しい光沢仕上げのUVクリア塗装(フタ部)。

仕様

175H x 217W x 260D (mm) 3.1 kg

どこで購入できるか、
どこで見られるか

家電量販店、日立チェーンストール

審査委員の評価

少人数向け小容量でありながら本格的な炊飯ができるという現代の生活者のニーズを的確にとらえた製品。従来、小容量の同種製品は独身単身者向けの簡易なものが多く、本製品はそれらとは全く異なるコンセプトと高級感のあるデザインフィニッシュを持つ。加熱台と本体をセパレートにし、食卓へ持ち運べる点においても好感度が高く、その状況を前提とするデザインとなっている点も評価された。生活の中でユーザーが愛着を感じ長く使い続けることを意識したアプローチは、今日のプロダクトデザインにとっては非常に重要であり、本製品はデザイナーのデザイン品質に対する情熱を感じさせ、食卓の楽しいここちよさを創り出すと感じた。

担当審査委員| 柴田 文江   澄川 伸一   長町 志穂   松田 朋春  

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