GOOD DESIGN AWARD

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2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
乗用車 [トヨタ ポルテ/スペイド]
事業主体名
トヨタ自動車株式会社
分類
移動のための機器・設備
受賞企業
トヨタ自動車株式会社 (愛知県)
受賞番号
12GA10658
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

新しいポルテ/スペイドは、全長4m以下の5ナンバーのトール2BOXです。車高を1670mmとしながらフロアの高さを地面から30cmと低く設定したことで、室内高は1380mmもあり、雨の日には子供が立ってカッパを着ることができるほどです。歩道側のドアは高さ1250mm、長さ1020mmの電動スライド式で足元のデッパリも少なく、子供や高齢者、ペットも楽に乗り込めます。またシートの座面が高く頭上の空間も十分にある為、着座や立ち上がりが容易です。デザインも好みに合わせ、2つの外形、8色の外板色、2色の内装色、4つのシートタイプからコーディネイトでき、だれもが笑顔になれる車にしました。

プロデューサー

トヨタ自動車株式会社

ディレクター

トヨタ自動車株式会社 常務役員 デザイン本部長 福市得雄

デザイナー

トヨタ自動車株式会社 デザイン本部 トヨタデザイン部

詳細情報

http://toyota.jp/

発売予定
2012年7月23日
価格

1,450,000 ~ 1,910,000円 (税込み価格。沖縄・北海道は、異なります。)

販売地域

日本国内向け

設置場所

全国のトヨタ店、トヨペット店及びトヨタカローラ店、ネッツ店

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

日常の生活の中で、子供や高齢者、体の不自由な方、盲導犬やペットも楽しく社会に参加できる生活シーンを実現する為に、トヨタのユニバーサルデザインのDNAを活かし開発に取り組んだ。世の中にたくさんの車がある中でこの車でしかできない事を量産車として実現し、公共施設や鉄道、病院や学校などを結び付ける身近なモビリティーとして、これからも提供し続けていきたい。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

子供や高齢者、妊婦、体の不自由な方は基より、盲導犬やペットも社会に楽しく参加できるモビリティー。自動車としてスピードや性能の視点だけでなく、だれもが、だれとでも安心、快適に、楽しく移動できる車として提供できる。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

生活の中の移動手段として、乗ることや降りる時間に焦点を充てている。4×1.7m以下の占有面積を最大限活用した室内空間は、人間ばかりでなく、背の高いものや重いものを楽に移動させる事ができ、ライフスタイルの幅、質の向上に繋がる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

このクルマの使い勝手の良さを発展させ、医療、介護、TAXI、配達のベース車両として、アタッチメントや専用部品の開発と共に、各分野の周辺産業への展開が見込める。またこのクルマを活用する事で、だれもが社会に参加し易くなり、それにより生まれる新しいニーズの可能性や広がりが期待できる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

すべての人々が安全にストレスなく楽しく参加できる社会のためのモビリティー。またコンパクトなサイズでありながら、人はもとより車椅子やベビーカーが楽に乗り降りできる事で、駅やバス停までの送迎や移動が容易となり、公共交通機関との共存発展の一役を担う。

ユーザー・社会に伝えたいこと

車を造るということは、たくさんの人々の協力を必要とし、ともすると多数の強い意見が優先されがちです。20世紀末のモーターショーのUDの考えを表現したスライド2BOXの小さな提案からスタートし、今では21世紀のたくさんのトヨタ車の中で『ひとつのあるべき形』となりました。子供、高齢者、妊婦や体の不自由な方も含めたすべての人々に、暖かい機能でワクワクしていただける唯一無二の車として提案しています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国のトヨタ店、トヨペット店及び、トヨタカローラ店、ネッツ店
http://toyota.jp/

審査委員の評価

2003年にGマークユニバーサルデザイン賞を受賞したラウムの思想を引き継ぎ、幅広いユーザーの能力に対応する機能とデザインを磨いてきた貴重なモデルである。今回は右側リアドアの追加や、新たな価値を追加したインパネ、美しく親しみやすいボデーデザインなど、大幅な改善が加えられると共に、派生モデルの追加でユーザーの趣向多様化にも対応するなど、よりユニバーサル度を高めた内容となっている。シニア世代や子どもたち、生活弱者を含めた幅広いユーザーに、移動の楽しさを提供する健康的で前向きなデザインとして高く評価したい。

担当審査委員| 福田 哲夫   櫛 勝彦   羽藤 英二   原 研哉   吉村 等  

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