GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
越前ジャパン ナイフコンソーシアム [包丁シリーズ / キッチンツール]
事業主体名
越前ジャパン ナイフコンソーシアム
領域/分類
生活領域 - 食卓・調理用品
受賞企業
武生商工会議所 (福井県)
受賞番号
10B03016
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

越前打刃物は、約700年の歴史を持つ伝統産業である。しかし、昨今の生活様式の変化と海外製品の市場参入により、産地として危機的な状況にある。このような状況の中、武生商工会議所が発起人となり、歴史に裏打ちされた技術を有する「製造(二協同組合)」、世界に誇る積層鋼材技術を持つ「素材(武生特殊鋼材)」、世界に目を向けた「販売(一協同組合)」が手を取り合い、始動したJAPANBRAND事業がECHIZEN JAPAN Knife Consortiumである。本事業では、越前打刃物の伝統技術を現代生活に合うように昇華させ、包丁を中心とした越前コンソーシアムブランドを国内外へ発信していくプロジェクトである。

プロデューサー

株式会社ハーズ実験デザイン研究所 ムラタ・チアキ

ディレクター

株式会社ハーズ実験デザイン研究所 ムラタ・チアキ

デザイナー

株式会社ハーズ実験デザイン研究所 ムラタ・チアキ

詳細情報

http://www.echizen-japan.jp/

発売予定
2010年9月1日
価格

14,500 ~ 36,000円 (包丁シリーズ(各8種×3シリーズ)の最小?最大価格です。)

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

ホームページにて告知

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

地元企業が新たに開発した世界初のコアレス鋼(積層刃物鋼)をはじめとする刃物鋼素材を用いた包丁シリーズを中心に、まな板や包丁立てといった周辺ツールを含めた商品群を、国内外へと発信する越前打刃物コンソーシアムを確立すること。また、本ブランドが認知されることにより、越前の打刃物産業及び地域全体を活性化させ、長期的に継続できる地域ブランドをの体制を確立することを目標としている。

デザイナーのコメント

越前の独自技術であるクラッドメタル素材の包丁デザイン、トレイが付いた機能的なまな板(ambiente2010-DESIGNPLUS賞)、包丁の位置を容易に把握できる包丁立てや研ぎやすさを考慮した砥石セットなど、全ての製品に関して、独自の提案を行った。更には、地元に伝わる史実からのブランディングなど、事業関係者と常に対話しながら、プロジェクトを進めていったプロセスを感じて欲しい。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

昨今、日本の伝統産業や手仕事の良さが再確認され、消費者の中で、良いモノを長く使いたいという考えが芽生え始めている。本ブランドの商品は、このような考えに共感し、長く使うことが出来る「本物の道具」を、こだわりと愛着を持って選択する国内外のアッパーミドル層や料理に使用する道具や料理する様までも、美を求める専門家へと向けた商品である。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

職人が丹精を込めて仕上げた「本物の道具」を生活の中に取り入れることにより、良いモノを長く使うという考え方や日本の伝統技術が有する品質の素晴らしさを国内外のユーザーに伝えるということ。また、職人が鍛造する積層刃物鋼(クラッドメタル)の包丁は、一つ一つ異なる表情を持ち、ユーザーに使用する喜びを感じさせることができ、「本物の道具」がある豊かなライフスタイルを提案する。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

越前のコアコンピタンスである地元で作られる積層刃物鋼素材(クラッドメタル)の美しさを前面に押し出し、製造面でも職人の仕上げの美しさといった技術が伝わる訴求力のある包丁デザインを行った。また、包丁以外の商品にも素材等の共通点を設け、高級感のあるロゴやパッケージのデザインなど、トータルなブランディングを施すことにより、新たな越前打刃物のイメージを築く戦略を提案した。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

9月の国内販売に合わせて、WEBサイトにてお知らせ致します。
http:www.echizen-japan.jp/

審査委員の評価

無駄の全くない、洗練されたフォルムである。越前打刃物の洗練された素材と技術がひとつの道具として美しく成立している。700年の伝統を更に輝かしいものちょして発展を期待したい。

担当審査委員| 澄川 伸一   田子 學   廣田 尚子   松下 計  

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