GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|ライフスケープデザイン賞

受賞対象名
スーパーカブ [ホンダ スーパーカブ(2008年モデルまで)]
事業主体名
本田技研工業株式会社
分類
ロングライフデザイン
受賞企業
本田技研工業株式会社 (東京都)
受賞番号
08L01013
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

跨ぎやすく操作しやすい車体に、4サイクル50ccエンジンを載せ、全世界に通用する小型高性能バイクを廉価に提供するために、高性能な4サイクル50ccエンジンを、安く、しかも小型・軽量につくりだす技術に挑戦。車体に関しても「らくらく気持よく走れる二輪車の仕様とは何か」を原点から問い直し、オートバイでもモペッドでもない、まったく新しいカテゴリーの二輪車の具体化を進めた。

プロデューサー

本田技研工業株式会社 社長 本田宗一郎

ディレクター

本田技研工業株式会社 社長 本田宗一郎

デザイナー

本田技研工業株式会社 車体設計課 木村讓三郎

詳細情報

http://www.honda.co.jp/motorcycle-graffiti/cub/index.html

発売
1958年8月
価格

55,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

全世界に通用する「らくらく気持よく走れる二輪車」を原点から問い直し、オートバイでもモペッドでもない、まったく新しいカテゴリーの二輪車を具体化した。

デザイナーのコメント

跨ぎやすく操作しやすい車体に、4サイクル50ccエンジンを載せ、全世界に通用する小型高性能バイクを廉価に提供した。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

小型で強力なエンジンを備え、実用的で安く、維持費も少なく、軽くて操縦性にすぐれた乗り物。多くの人が気軽に使えるバイク。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

エンジン、スタイル、乗りやすさ、使いやすさ、耐久性、経済性、すべてにおいて「お客様の満足第一」を求め、オートバイでもスクーターでもない、新しい時代の乗り物として多くの人たちに受け入れられ、発売以来50年の長きに渡り、基本設計を変えていないエンジン付きの乗り物で世界最多の記録、累計6,000万台が世界中で生産された。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

基本構成、構造はそのままに、世界各国の市場に合わせた排気量などの設定。タフネス性と安全性向上のための、パンク防止液を封入した特殊二重構造のパンク防止・タイヤチューブ(タフアップチューブ)の採用。環境性能向上のための、ターンフロー構造の排気浄化装置(キャタライザー)+電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)の採用。

その問題点に対し、どのように対応したか

世界中で、より快適に移動できる乗り物を提供するために、世界各国の市場に合わせた進化。安全性の向上、および発売当初より環境性能にすぐれていた、4サイクルエンジンの環境性能のよりいっそうの向上。

審査委員の評価

「三丁目の夕日の時代の凄さ」 マチに元気があった。素直な元気さがあった。その時代に初登場したスーパーカブは、その時代のヒトのマチのクラシの要望を満たす「らくらく走れる二輪車―高性能・廉価・小型・軽量」という課題に、真っ直ぐに直面し真っ直ぐに課題を解決し、オートバイでもモペットでもない、全く新しいカテゴリーの二輪車を具現化した。ディテールに至るまで、余分なところが微塵もない、元気で素直なゆるぎのない美しさを創りだしている。ここに、この時代の生み出したモノに共通する姿勢が有るような気がする。それに引きかえ、現代のモノは何か余分な方向に動いて、明日にはなくていいもの、明日には消えてしまうような、余分な力学を感じさせる。多分時代が元気ではないのだろう。

担当審査委員| 内藤 廣   川上 元美   黒川 玲   稲葉 賀惠  

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