GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ガラスびん [超軽量J230]
事業主体名
東洋ガラス株式会社
領域/分類
移動・ネットワーク領域/コミュニケーション - 企業などがおこなう広告・広報・CSR
受賞企業
東洋ガラス株式会社 (東京都)
受賞番号
08C16012
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

可能な限り贅肉をそぎ落としたシンプルな設計によって、人と環境にやさしいことを目指した、これからの時代に向けた飲料用ガラスびん。超軽量設計により、びんの生産時や輸送時のエネルギー使用量やCO2排出量を削減し、省資源化による環境負荷低減を実現した。同容量(230ml)の既存飲料びんが205g(L値1.30)であるのに対し、「J230」は110g(L値0.698)で、46%軽い設計となっている。尚、230ml以下の飲料用ガラスびんでの超軽量は世界初(当社調べ)。広く受け入れられるよう見た目にもこだわった。超軽量びんとしては難易度の高いスリムな形状とし、デザインと機能の両立を実現した。

プロデューサー

東洋ガラス株式会社 営業本部 営業企画部長 青野泰憲

ディレクター

東洋ガラス株式会社 営業本部営業企画部 企画開発課 安部仁深

デザイナー

東洋ガラス株式会社 営業本部営業企画部 企画開発課 安部仁深

詳細情報

http://www.toyo-glass.co.jp

発売
2008年5月1日
価格

20 ~ 30円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

地球温暖化や日本の少子高齢化の問題が注目度を増す中で、パッケージの環境適性やユニバーサルデザインへの対応は今後ますます重要な要素となってくる。非常に難易度が高いとされてきた小容量でスリムな形状での超軽量びんを実現することによって、環境適性と使用者へのユーザビリティ、またガラスびんパッケージとしての美しさを目指した。

デザイナーのコメント

今、ガラスびんは利便性などから使用機会を減らしているが、素材の質感や美しさ、保存性の高さ、環境適性など、他容器に劣らない優れた点をたくさん持っている。この「J230」はガラスならではの質感・美しさに加えて、これからの世の中に必要な「環境」と「UD」をコンセプトとしたガラスびんである。今後、この「J230」びんがスタンダードなパッケージとなり、広く使われていくことを希望している。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

環境意識が高く、なるべく地球にやさしい商品を使いたいと考えている消費者や、地球にやさしいパッケージを優先して使いたいと考えている食品メーカー(ガラスびんユーザー)の方々。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

環境適性の高いガラスびんパッケージを提供することで、環境意識の高い消費者の選択に役立つことが出来ました。また、ガラスびんの重さの問題に対して超軽量びんを提供することで、本来、環境に優れているガラスびんを見直してもらうきっかけを作ることができた。また、メーカーに対しては、人と環境にやさしい商品作りにパッケージで貢献することができた。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

当該びんは、230mlという小容量でありながら、スリムなシルエットでの超軽量化を実現した。これはガラスびんを生産する上で、非常に難易度の高い技術である。これにより、びん生産時や輸送時のエネルギー消費量とCO2排出量を削減し、より環境負荷の少ないガラスびんパッケージを実現した。また、軽量化されたびんの質量やスリムな胴径によって、ユーザビリティを向上させ誰にでも扱いやすいびんとした。

その問題点に対し、どのように対応したか

地球温暖化が進む中、商品パッケージにもより環境負荷の少ないものが求められている。そもそもガラスびんは環境適性の高いパッケージであるが、軽量化を図ることで、より環境負荷を減らす事が出来る。また、高齢社会が進行する中、ユーザビリティの観点からより扱いやすいガラスびんをリリースしていく必要がある。

審査委員の評価

環境負荷低減を目指した超軽量設計でありながら、全体のフォルムの美しさが保たれている。一見なんでもないボトルに仕上がっているところも高く評価したい。とても丁寧な仕事である。

担当審査委員| 永井 一史   佐藤 可士和   佐藤 卓  

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