GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
多メディア一斉連絡システム [FairCast(R)-子ども安全連絡網]
事業主体名
株式会社NTTデータ
領域/分類
産業領域 - ソリューションビジネス、サービスシステム
受賞企業
株式会社NTTデータ (東京都)
受賞番号
08B08008
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

子どもの安全が叫ばれる中、地域で子どもを守るために何より必要なものは、正確・迅速な連絡を全ての関係者に対して的確に指示を伝えることです。しかし、学校からの連絡手段は、プリント配布や、時間や手間がかかる割に情報内容の正確性の欠ける電話連絡網のみというのが現状です。FairCast(R)-子ども安全連絡網は、従来の電話連絡網にかわり、メールのみならず、電話(音声)やFAXにより、すべての保護者・教職員・スクールガードリーダー等の方々に対して、正確・迅速・公平に一斉連絡する仕組みにより、子どもの安全と保護者の安心をITでサポートする新しい学校連絡網のしくみです。

プロデューサー

株式会社NTTデータ

ディレクター

株式会社NTTデータ サービスイノベーション推進室 住田典子

デザイナー

株式会社NTTデータ サービスイノベーション推進室 住田典子

デザイナー写真

詳細情報

http://www.faircast.jp/

サービス開始
2007年7月19日
価格

630円

販売地域

日本国内向け

設置場所

日本全国

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

情報伝達手段がメール主流になってきている世の中で、どんどん切り捨てられる情報弱者が生まれています。子どもの安全に関わる迅速で正確な情報を分け隔てなく全ての人に伝えたいという想いから、プリントと電話連絡網しかない「学校インフラの当たり前」を変えたいと考えました。その為にも、多メディアでの一斉&追いかけ連絡、低価格での提供、使いやすい機能は必須でした。

デザイナーのコメント

近隣で子どもが犠牲になる事件を経験したことがきっかけで、『みんなが大事な子ども達を地域のみんなで守りたい。』という想いから、使命感に燃えて取り組んでいます。学校からの正確で迅速な情報や指示といった、周囲の大人が子どもを守るために必要不可欠なサービスを、様々な制約から解放する仕組みで全ての家庭に届けられる学校連絡網の整備が必要です。全国の学校現場に、本サービスを広く届けたいと心から願っています。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

全国の国公立及び私立の学校(幼・保・小・中・高・学童・スクールガードリーダーなど)等の全ての教育機関での利用を想定した商品であり、「耳が不自由でFAX以外情報が受け取れない」、「固定電話しかない」、「携帯を持ちたくても持てない」など、学校現場には、約2割のメールを使わない保護者が存在します。その方達を切り捨てず、公平に情報伝達を行うユニバーサルデザインを意識してサービス化を実現しました。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

メールを使えない保護者や地域の方々を切り捨てることなく、全ての方への一斉連絡を実現しました。メールを利用できない方でも利用可能な「公平性」、ITリテラシーに左右されない運用面での「簡単さ」、少ない予算で運営されているPTA会費でも利用可能な「利用者本位の価格設定」を充足することにより、全ての子どもたちの安全のために利用してもらいたいという想いを伝えています。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

(1)「公平性を実現」という課題について、メールや電話(音声)、FAXへの自動変換機能によりメディアを意識しない同時配信を実現しました。(2)「簡単操作」という課題について、ITリテラシーに左右されないユーザビリティにこだわりました。(3)「低価格での提供」という課題について、ASP方式を採用し、学校の初期費用をゼロ、一家庭当り年間数百円という低価格を実現しました。

その問題点に対し、どのように対応したか

地域全体で子供の安心安全を確保する意識と取り組みについて、利用方法を特定しない「公平性」、運用面での「簡単さ」、全ての学校・教育機関で利用可能な「利用者本位の価格設定」が揃わないと、学校現場での導入は進まないという課題がありました。

審査委員の評価

安心・安全な環境づくりを進めていくことは今日の重要な社会問題である。とりわけ子供たちの安全確保は地域社会にとっては喫緊の課題である。このシステムは、地域で子供たちの安全を守るために、関係者が共有すべき緊急情報や連絡情報などを多メディアを活用したシームレスなシステムで迅速に伝えることを可能にしている。利用者の公平性と情報提供の効率性を確保できるだけでなく、低廉な運用が可能で、実用性が高い点で評価できる。

担当審査委員| 紺野 登   國澤 好衛   西山 浩平  

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