GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
ランドセル [ヒデオデザイン]
部門/分類
商品デザイン部門 - 身のまわり商品
受賞企業
株式会社協和 (東京都)
受賞番号
07A01023
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

最大の改良点は肩ひもの取り付け機構。これまで上紐と下紐をバックルで結合させる形が旧態依然とされてきたが1本のベルトで調整できるよう製法から改良した。この開発により肩紐はランドセル下部にすっきりと収納する事を可能にした。またこれまで背負った際バックルがゴツゴツとこどもの脇腹にあたり痛いという問題があった。独自調査からランドセルを背負う際、肩紐の下紐はランドセルの左右のコーナーに添って設置されているとより快適であった。コバ(フチ)のない本商品はニーズを高い次元でクリアできスッキリしたデザインとともに背負いやすさを実現。加えてこの容量、形状、仕様において20%(当社比)近い軽量化にも成功した。

プロデューサー

株式会社協和 専務取締役 若松秀夫

ディレクター

株式会社協和 専務取締役 若松秀夫

デザイナー

株式会社協和 専務取締役 若松秀夫

開始日
2007年11月1日
価格

40,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

ランドセルは子どもが心身ともに成長著しい頃の6年間を毎日と言っても過言でない程使用する道具である。道具である以上、優れた機能、軽さは必須である。1年生の小さな子どもにとって軽く6年生の大きな子どもにとっては楽に背負える事を特に念頭に置き開発する。また優れた機能性の上に更にデザインを吹き込む事によって、より子ども達に使い易い商品として提供するだけでなく豊かな心を育む鞄として誕生する事であると考える。

デザインのポイント
1.バックルの無いすっきりとしたデザインは、こどもの体によりフィットするだけでなく、安全で痛くない。
2.ランドセルの底の部分もよりシンプルにデザインし、加えて立てた時の安定性を向上させた。
3.肩ひもの長さをスマートに調節でき、余分な部分を本体内に収納できる全く新しい未来形のデザイン。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

これまで肩ひも調節はバックルで接合されており、下紐と上紐を一度外しベルト孔の位置をズラして再度ベルト式に掛けるという作業が必要であった。このため、成長著しい小学生の体が成長過程にあっても、6年の内に肩ひもの調整を行うのは平均3回であった。今回、デザインの取り組みにより簡単に調節する事が可能になり、子どもの体へのストレスも解消し、バックルがゴツゴツと当ってしまう痛みも解消する事に成功した。更には20%(当社比)近い軽量化に成功し、より快適に使用していただける事を実現した。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

ダイオキシンの発生する塩素系素材は一切排除した。使用頻度の高い部分には補強、芯材をデザイン的に使用し、耐久性を持たせた。金属パーツも極力排除した。

審査委員の評価

ランドセルは、特に低学年の子供が使う時に、重さが気になるところだ。それを軽量化した上に、自立できるデザインにした点が評価できる。また、ランドセルの場合、子供の成長とともに、肩ベルトの長さを調節しなくてはならないが、これは、それをバックルではなく、一体型のベルトによって可能にしている。全体的に金属パーツを減らすことで、すっきりしたデザインを実現している。

担当審査委員| 廣田 尚子   川島 蓉子   サイトウマコト   長濱 雅彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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