GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
ナースコールシステム [液晶廊下灯 NFR-3X-L]
部門/分類
商品デザイン部門 - 医療機器・設備
受賞企業
アイホン株式会社 (愛知県)
受賞番号
06A11038
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

業界初の病室内2線デジタルナースコールシステムにおける廊下表示装置。患者情報等の表示に液晶表示パネルを採用した。PC連動よって多くの患者情報・看護情報を表示でき、従来の手書きによる手間を削減。プライバシー保護の観点より患者名のみの表示に対応。省エネにも配慮し通常時は画面を消灯状態にでき、人感センサーにより人が近づくと待受画面(覚えやすいキャラクターや”面会謝絶”等)が表示される。デザインにおいては操作性や視認性を高めることに重点を置き、呼出ランプにダイヤカットを施して輝度を確保し遠くからの視認性を確保。呼出の復旧ボタンも大型化を図り、両手がふさがっていても肘などで押せるようにした。

プロデューサー

アイホン株式会社 商品企画室 常務取締役商品企画室長 堀田 透

ディレクター

株式会社コムデザイン 代表取締役 堀田 俊夫

デザイナー

株式会社コムデザイン

開始日
2005年5月20日
価格

320,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

廊下灯は入院患者には自室を示す看板であり、看護師や介護者には入室者の状況を確認する重要な情報表示器である。番号や絵等の大きな室名表示で自らの部屋を分かり易くし、患者名を大きく扱うとともに必要情報を鮮明に表示する大形液晶画面、個人情報保護と省エネ配慮の不使用時液晶画面非表示化、いかなる廊下環境でも高視認性の呼出し表示灯と押し勝手の良い大形復旧ボタン等の具現と、ソフトで格調ある造形との整合に注力した。

デザインのポイント
1.ダイヤカットされた呼出ランプや広い部屋番号表示エリア、大型のボタン等によって視認性と操作性を高めた。
2.昨今のモダンな病院内装に調和できる柔らかで格調ある造形とした。
3.病院用設備としての安心感と清潔感をベースに明瞭なカラーリングを実践した。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

呼出時点灯する両サイドのランプカバーをダイヤカットとしてLEDの高輝度性を活かし、離れた位置からでも、直射日光が当たっても明瞭に視認できるようにした。また、従来製品では指で押すことが前提の小さな復旧ボタン(呼出報知を解除するボタン)を大型化して、ファイル等の荷物を抱えていても、肘で押せるなど使い勝手に幅を持たせた。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

・寿命に見合った耐久回数のテストを行なっている。・部品の定格に対する低減率を取り決め信頼性を確保している。・梱包材に、環境に有害な塩ビ、発泡スチロールを使用していない。・機器は接着、溶着をなくし個々の部品が容易に分解できるようにしている。・成形品は材料区分ができるよう材質表示をしている。

審査委員の評価

操作と表示の両面において簡潔で明快な構成の装置は、病院内設備として冗長性を排除しつつ親和性を高めたデザインといえる。情報の表示においても工夫が見られ、病院関係者の多様なニーズに誠実な対応が感じられる。

担当審査委員| 村田 智明   河原林 桂一郎   蓮見 孝   山村 真一  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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